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2024年6月25日火曜日

筑波山季節の花:イチヤクソウ、ウチョウラン、オオカモメヅル、ジガバチソウ、バイカツツジ他

 2024年6月25日(火)

天気:晴れたり曇ったり 気温:22℃(8:28 駐車場所にて)/25℃(13:48 同左)

所要時間:約5時間(昼食・休憩、撮影時間を含むゆっくりペース)

総歩行距離:6km

 梅雨の合間の天気の良さそうな日を狙って筑波山へ季節の花を見に行きます。

 暑いので、十分な飲料と塩分補給タブレットを持参します。



 沢登りは気温がそれほど高くなくても、この時期湿気で汗びっしょりです。

 まだ早いのに、もう下山してくる方が居ます。暑いので早朝登山でしょうか?

 茶屋でかき氷を食べて涼しくなってから昼食のおにぎりを食べました。




ソウシチョウ(特定外来生物)


 会話をしている様な面白い鳴き声の鳥で美しい姿をしていますが特定外来生物です。







カメムシ
 昨年秋から登山道で良くカメムシのあの独特の臭いを感じます。

 今回も4回臭いを感じる所が有りました。4回目の時、前をよく見ると1m位先の葉っぱの上に居ました。

 でも、最近カメムシの臭いより強烈なのがすれ違う登山者の洗剤や柔軟剤臭で、ほとんどの人が臭います。

 汗と暑さで洗剤や柔軟剤にほとんど添加されている香料マイクロカプセルが激しく破裂して強い臭いと共にクラスター爆弾の様に香料カプセルを放出しています。


<注目の花>

イチヤクソウ
イチヤクソウ(拡大)



いつもの所に咲いていました。

この花もずいぶん少なくなってしまいました。









ウチョウラン

 少し早かった、もう少しで開くか。









オオカモメヅル


 花は小さくて、葉っぱを目印に探します。

 中央の葉っぱの根元に小さな花が咲いています。






オオカモメヅル(拡大)

 拡大すると花の形が分かります。

 明るいレンズのコンパクトデジカメの方が綺麗に撮れていました。花びらの毛まで鮮明です。







ジガバチソウ


 少し見頃を過ぎていました。








バイカツツジ

 やっと咲き始めました。

 バイカツツジの花は一度に咲かず順番に咲いて行くので、かなり長い間花が見られます。







<その他出会えた花>・・・画像は省略します

アカショウマ

イヌトウバナ

ギンリョウソウ

クモキリソウ(花後)

シモツケ

ニガナ

ハエドクソウ

ヒヨドリバナ(蕾)

ヒルガオ

ホオズキ

ミミナグサ

ムラサキシキブ

ヤマアジサイ


2024年6月20日木曜日

燕山麓から雨引山周回

 2024年6月20日(木)

天気:晴れ一時曇り 気温:22℃(8:40 駐車場所にて)/25℃(15:36 同左)

所要時間:6時間27分

総歩行距離:12km

 梅雨入り前の晴れの日に週一の運動登山で季節の花を見に行きます。今回は燕山の麓の花の入公園先の林道から関東ふれあいの道を歩き雨引山頂上で昼食後、高低差の少ない林道を戻る事にします。

 久しぶりの燕山でしたが、林道には真新しいタイヤ痕が有るけど相変わらずの悪路で倒れた枯れ木をどけながらの車走行で何とか終点まで到着しました。


雨引観音1.4KM
 林道から関東ふれあいの道は、この時期歩く人も少なく雨引観音からの道との合流地点までは誰にも会いませんでした。

 途中、何度か今問題になっているカメムシの臭いがしました。

 この先雨引山の山頂までは人が多い所で、会う人のほとんどがカメムシと同じ位の柔軟剤臭がしました。

 山頂では他の登山者と10m以上離れて昼食にしましたが、そのうち喉が痒くなり咳が出て頭痛がしてきました。帰りの車の運転に支障が出るといけないので、急いで離れる事にします。


雨引観音

 帰りは雨引観音の紫陽花を見てから林道を戻ります。

雨引観音の詳細↓

http://www.amabiki.or.jp/


 ところが、あじさい祭りの雨引観音は平日でも沢山の人で、また気分が悪くなるといけないので、見学やお参りは諦めて帰ります。



雨引観音の紫陽花





林道東山線の起点



 ここから林道を歩いて戻ります。


 途中で会ったのはバイク1台と乗用車1台のみで静かです。






林道東山花の入線の起点











途中に有る休憩所


 ここまで来るとあともう少しでほっとします。

 林道の車を停めた所まで戻ると12kmで久しぶりにしっかり歩いた感じがしました。





<出会えた花>

アオツヅラフジ










アカショウマ










ウツボグサ














オオバジャノヒゲ










オオバノトンボソウ(蕾)















オカトラノオ











キツネノボタン











ギンリョウソウ











クサノオウ















クモキリソウ(葉)

 クモキリソウは以前は沢山見られたのがほとんど無くなってしまいました。今年は花の咲かないのがやっと見つかりました。

 またジガバチソウも見られたのが、今年も葉っぱも見つかりませんでした。





コバギボウシ(葉)















センブリ(葉)















タカトウダイ











タツナミソウ
















テリハノイバラ











ニガナ















ノゲシ














ノリウツギ















ハエドクソウ(拡大)

ハエドクソウ
















ヒメハギ(葉)











ヒヨドリバナ















ブタクサ(葉)















マルバハギ










ムラサキシキブ











ムラサキニガナ
ムラサキニガナ(拡大)

















ヤブレガサ















ヤマアジサイ












2024年6月11日火曜日

福島県南会津町の田代山1926m:湿原のワタスゲ、オヤマリンドウ、チングルマとイチヨウラン他

 2024年6月11日(火)

天気:晴れ時々曇り 気温:17℃(8:59 猿倉登山口駐車場にて)/20℃(15:25 同左)

   山頂で日が陰ると、17℃だが風が有りTシャツ+長そでシャツではじっとしていると寒かった

所要時間:6時間5分(昼食、休憩、撮影時間を含むゆっくりペース)

総歩行距離:6.5km

 帝釈山や田代山湿原へ馬坂峠からは今まで三回登った事が有りますが、反対側の猿倉登山口からは登った事が無かったので今回行ってみる事にしました。

過去の投稿へのリンク↓

2012年6月25日 帝釈山馬坂峠から往復

2013年6月17日 栃木県側からの猿倉登山口はゲート閉じていて急遽馬坂峠から田代山に登る

2014年7月3日 馬坂峠から帝釈山・田代山湿原往復花巡り


<本日の行程>

手前駐車場と水洗トイレ

 自宅を4:30に出発して一般道を走り途中で2回休憩、手前の駐車場トイレに寄って、9時に猿倉登山口駐車場に到着しました。

 登山口駐車場はいっぱいでしたが縦列駐車で何とか入れました。

 満車の時はトイレの有る手前の駐車場も利用できます。

 トイレの協力金100円です。




栃木県側は通行止


 猿倉登山口から栃木県側はまだ通行止めでした。








猿倉登山口駐車場脇の登山口


 9:13 登山開始








田代山頂まで2.0km約2時間

 田代山から先の帝釈山まで行けたら行こうと思っていましたが、登りの連続と花が多くて撮影に時間が掛かってしまい、避難小屋(弘法大師堂)で折返しになりました。







熊出没注意、登山者カードは受け付けておりません

 目立つ熊出没注意の看板
 熊鈴に笛も持っていますが、今回は熊鈴のみ使用しました。

 すれ違う人の強い柔軟剤の臭いは何度も感じましたが、途中で熊の臭いを感じる事は有りませんでした。

 登山者カードは受け付けておりません。と書かれており、入れる所がテープで塞がれていました。

 インフォメーションマップ入れは空でした。



高低差とコースタイム

 看板の案内では避難小屋までのコースタイムは1時間55分







最初は沢沿いの道

 沢沿いの道をハルゼミの声を聴きながら順調なスタートでしたが・・・








ひたすら階段登り


 資料では初級者向きと有りますが、階段の連続で後期高齢者にはだんだんときつくなってきます。












山頂まで1.5km約1時間30分

 9:50

 初めてのルートは長く感じます。

 まだ四分の一しか登ってない。








山頂まで1.0km約1時間

 10:40

 やっと中間地点まで来ました。













小田代の木道


 11:20

 木道と両脇のワタスゲで元気になる







小田代 田代山頂500m


 11:21

 小田代に到着








登山道からの眺め













 大きな岩の所にはロープが有り助かります。








田代山湿原の入口


 ここからは反時計回りの一方通行で一周します。








弘法沼


 向こうに残雪の山々が見えます。








田代山 山頂1926m


 12:02(所要 約3時間)

 








ワタスゲ


 木道脇のワタスゲですが、以前来た時に比べて少ない。








避難小屋(弘法大師堂)











水洗トイレ

 以前来た時より綺麗になっていました。

 登山靴のまま履けるスリッパが置いて有りましたが、その旨書いてあるお知らせが脇の方に小さく書かれており、気が付きませんでした。

 以前の様に登山靴を脱いで履き替えようとしたら、スリッパがびしょ濡れでスリッパを持った手が濡れてしまいました。

 トイレの協力金100円です。



<イチヨウラン>

イチヨウラン

イチヨウラン









イチヨウラン









 沢山のイチヨウランが見られて、撮影に時間が掛かってしまいました。


<イワカガミ>

イワカガミ















<タテヤマリンドウ>

タテヤマリンドウ











タテヤマリンドウ(白)


 これ1本だけですが初めて白を見ました。









<チングルマ>

チングツマとタテヤマリンドウ


 タテヤマリンドウとのコントラストが綺麗です。








チングルマ










<ミツバオウレン>

ミツバオウレン


 終わりかけでした。








<ワタスゲ>

ワタスゲ


 今年は外れ年の様です。








ワタスゲ











<その他出会えた花>

アズマシャクナゲ










イワナシ(実)


 実になっている物ばかりで、花はもう見られませんでした。








ウラジロヨウラク(蕾)











オオカメノキ











オオバノヨツバムグラ















オククルマムグラ















ギンリョウソウ











コバイケイソウ(葉)















コヨウラクツツジ











コンロンソウ















ゴゼンタチバナ











シャク
















シュウブンソウ(蕾)











ショウジョウバカマ

ショウジョウバカマ
















スダヤクシュ















スノキ











タニギキョウ











ツクバネソウ















ツバメオモト(花後)















ツルアリドウシ(実)











ツルシキミ(雄花)











ツルツゲ











テツカエデ











ヒメシャクナゲ
















マイヅルソウ











ミズバショウ















ミゾホオズキ











ミヤマハコベ











ムラサキヤシオ










ラショウモンカズラ