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2023年8月31日木曜日

茨城県笠間市愛宕山:去年より遅かったキジョランの花、ツルニンジン他

 2023年8月31日(木)

天気:晴れ 気温:26℃(8:07 駐車場にて)/33℃(15:31 同左)

所要時間:6時間52分(昼食、休憩、撮影時間、道探しを含む)

総歩行距離:11km(同上)



<本日の行程>

愛宕山天狗の森駐車場

 駐車場の奥にトイレと案内所jが有ります。

 案内所で去年貰った地図と記憶を頼りに進みます。







愛宕神社への階段

 今回は反対側の遊歩道を歩きます。













遊歩道入口(入口だけ薮突破)

 遊歩道入口は去年も薮でしたが、一段とひどい薮になりました。

 藪をかき分け下ると直ぐに普通の遊歩道になります。去年は入口に案内板が有りましたが、柱だけが薮に隠れていました。






天狗の輪










巴川源流

 去年は沢が見られましたが、1年経つと薮でした。








ハイキングコース入口


 今回はハイキングコースに入らずに林道滝前山根線を歩きます。








間伐作業道滝入線














滝入不動堂

 ベンチが有るので滝の音を聞きながら昼食にします。

 しかし、顔の周りにブヨがまとわりついて来るので虫よけを先に追加します。






滝入不動尊の由来








 この後、国土地理院の地図に載っている登山道で登り、ハイキングコースを戻る予定でした。しかし途中で登山道が違っていたり、作業道が複雑に分岐して尾根のハイキングコース迄あと300m位の地点で地図の道が無くなったので来た道を引き返しました。この辺りの地図はあてになりません。


<キジョラン>

 葉っぱは沢山見つかりますが、花が咲く株はなかなか見つかりません。去年は2株見つかり、今年は更に2株見つけることが出来ました。

【場所A】

キジョラン

 高い所に咲いていて望遠で撮影しました。去年より花数は少ない様に思います。









【場所B】

キジョラン

 ここは暑さのせいか一部が枯れてあまり元気が有りませんでした。去年は葉が全部青々としていたのに。







【場所C】

キジョラン(実)

 大きなカラスウリの実?にしては変なので、調べらた去年花が咲いたキジョランの実の様です。

 初秋に花が咲きますが、実が熟すまでに一年以上かかります。花はたくさん咲くのですが、実になるのはわずかです。晩秋から初冬にかけて、熟してくると茶色に変わってきます。中から長い白い毛を持った種子がいくつも飛び出してきて、この様子が、鬼女の髪の毛に似ているので、鬼女蘭という和名になったといわれています。(森林総合研究所 多摩森林科学園)より。


キジョラン

 まだほとんど蕾ですが、沢山花芽が付いている大株が見つかりました。誰でも見られる場所ですが、注意深く見ないと見逃してしまいます。







キジョラン










【場所D】

キジョラン

 あまり大きくない株ですが、珍しく花が咲いていました。奥深い所でたどり着くのは大変です。








<ツルニンジン>

ツルニンジン

 咲き始めで、まだ蕾が沢山見られました。









<その他出会えた花> 画像は今回都合により省略します

アオツヅラフジ(実)

アカソ

アキノタムラソウ

イヌザンショウ

イヌトウバナ

イノコヅチ

オオヒナノウスツボ

オトコエシ

オニドコロ

カタバミ

カラスウリ(実)

ガンクビソウ

キツネノボタン

キツネノマゴ

キンミズヒキ

クズ

コウゾリナ

シュウブンソウ

ダイコンソウ

ツユクサ

ヌスビトハギ

ノアザミ

ハダカホオズキ

ヒヨドリバナ

ヘクソカズラ

マタタビ(実)

マツカゼソウ

マルバノホロシ

マルバルコウソウ

ミズヒキ

ミマツヨイグサ

ミヤマウズラ

ミヤマフユイチゴ

モミジガサ

ヤブマオ

ヤブラン

ヤマハギ

ヨウシュヤマゴボウ

2023年8月24日木曜日

裏筑波散策:ツルリンドウやミヤマウズラ等の秋の花が咲き始め

 2023年8月24日(木)

天気:晴れ/曇り/一時小雨 気温:24℃(8:33 駐車場にて)/25℃(12:12 別駐車場にて)

所要時間:3時間18分(昼食、休憩、撮影時間、一部車移動を含む)

総歩行距離:3.5km

 今日は裏筑波を軽く散策して秋の花の状況を見てみます。天気も不安定な予報なので距離を短く早めに帰り、途中孫の大好物のシャインマスカットと藤稔の買えるブドウ園に寄って孫の所へ届けます。


<咲き始めた秋の花>

キクイモ

 この花が盛りになると秋を感じます。









ツルリンドウ


 崖の途中に咲いていました。登れないので望遠で撮影しました。









ミヤマウズラ

ミヤマウズラ

 一部の株で一番下段が咲き始めです。













モミジガサ
モミジガサ














 


<その他出会えた花>

アキノタムラソウ

アブラガヤ

イヌトウバナ

オトコエシ

オニドコロ

カタバミ

ガンクビソウ

キツネノボタン

キンミズヒキ

クサコアカソ

クズ

ゲンノショウコ

コシオガマ(葉)

シュウブンソウ(蕾)

センニンソウ

センブリ(葉)

タマアジサイ

ダイコンソウ

ツユクサ

トリカブト(蕾)

ヌスビトハギ

ノブキ

ヒカゲイノコズチ

ヘクソカズラ

ボタンヅル

マツカゼソウ

ミズタマソウ

ミヤマタニソバ

ヤマハギ

ユウガギク

ヨウシュヤマゴボウ


 林道を歩いていると何処からともなくクズやセンニンソウの良い香りが漂ってきました。一方、広場で昼食を終えてのんびり休んでいると、急に喉が痒くなり頭痛がしてやがて柔軟剤臭がしてきました。数十m先に二人連れが来たので急いで逃げ出しました。

 山では自然な香りだけにして化学物質を振りまくのは止めて欲しいです。

2023年8月18日金曜日

少し遅かったがまだ見られたサギソウ

 2023年8月18日(金)

天気:晴れ一時曇り 気温:25℃

所要時間:1時間20分(自生地と作業道の入口)

総歩行距離:1.2km

 車で片道4時間位掛かりそうですが、サギソウの自生地を訪ねてみる事にしました。7月下旬から8月初旬頃が見頃と思われ、遅すぎるのですが駄目なら来年の予備調査にしたいと出かけてみます。


サギソウ自生地の木道

 駐車場に着くと先客がちょうど帰られる所で貸し切りになりました。

 車は詰めて3台停められそうです。








<サギソウ>

サギソウ


 まばらですがまだ見られました。

 撮影したのを良く見ると一部変色しているのも見られました。







サギソウ


 真っ白な優雅な姿を見ることが出来ました。








サギソウ











<その他出会えた花>

アオツヅラフジ










アギナシ

アギナシ
















イヌコウジュ











ウツボグサ











オオハンゴンソウ















オトコエシ















キツネノマゴ















キンミズヒキ















クズ















コオニユリ















コケオトギリ















コバギボウシ















サワギキョウ

サワギキョウ













サワシロギク















サワヒヨドリ















タムラソウ















ツリガネニンジン















ナツトウダイ















ヌマトラノオ
















ハナニガナ

ハナニガナ















ヘクソカズラ















マルバハギ











ヤブツルアズキ















ワレモコウ












 湿地の先は作業道が続いていますが、薮になるので今日は少し入った所で引き返す事にしました。よく見ると思ったより色々な花が有りました。


<サギソウの後で>奥州道中25番目の宿 芦野宿

奥州道中芦野宿

 サギソウ自生地は狭いので早く終わり、帰りに寄り道をしてみる事にしました。

 当初芦野宿を散策する予定で町営無料駐車場に車を入れようとしたらほぼ満車状態で何やら祭りの準備中でした。

 




①そば処 芭蕉庵


予定していた丁子屋(古民家のウナギ屋さん)は予約でいっぱいだったので、古民家のそばにしました。







②那須芦野・石の美術館


 町営駐車場は次の日の花火大会の準備で長時間の駐車は出来ないので、駐車場の有る所を車で回る事にしました。












中庭


 隈研吾氏設計の美術館

 雰囲気がスペインのアルハンブラ宮殿に似ています。

 内部の撮影可との事なので一部を掲載します。





石の学習室


 学習室には大きな化石が有りました。








石蔵ギャラリー

 最初は貸し切りでしたが、後から入ってきたカップルの柔軟剤臭がきつく気分が悪くなり逃げ出します。








石と水のギャラリー

 加地保夫氏版画展が行われていました。2023年10/15(日)まで









茶室


 石造りの茶室です。












石と光のギャラリー










③那須歴史探訪館

 直ぐ近くの坂を登った所に有ります。

 こちらの建物も隈研吾氏の設計です。

 入場した時から出る直前まで貸し切りで、ゆっくりビデオとか見られました。






展示の一部です。









甲冑

甲冑が展示して有ります。














鐙(あぶみ)の展示









那須硫黄鉱山事務所跡

 現在は峠の茶屋駐車場になっています。紅葉の時期は早朝から満車です。








 帰りの車も運転時間が長いので14:25ですが早く帰る事にします。途中、車2台とバイクの生々しい事故直後を見てしまいましたが、無事安全運転で帰る事ができました。