天気:曇り一時雨 気温:15℃(9:10 馬坂峠駐車場にて)/14℃(16:37 同左)
所要時間:6時間56分(駐車場を出発して戻る迄で、昼食、小休憩、花探索・撮影時間を含む)
総歩行距離:8.7km(GPS)
妻がトキソウ、サワランが見たいと言うので、見られる可能性の有る南会津方面の湿原へ出かけることにしました。最新の開花状況がつかめないので、標高の異なる湿原を訪ねればどれか当たるだろうと、帝釈山から田代山湿原→駒止湿原→(宮床湿原)→(大曽根湿原)を回る計画にしました。我が家から高速を使っても5時間位掛かるので、桧枝岐温泉の民宿に一泊して温泉や地元の料理も楽しむことにしました。
当初7/1~2で考えて民宿を仮予約しましたが、天気予報が7/3~4の方が良かったのでそちらに変更しました。この時期は週間天気予報が当たらず、また山の天気は行ってみないと分からないところも有るので、苦労します。
帝釈山と田代山湿原は、帝釈山側の馬坂峠登山口と、反対側の田代山湿原側の猿倉登山口が有ります。今回は、以前行って花の位置が分かっている馬坂峠登山口からのルートにしました。
なお、猿倉登山口へ日光側からは行けないという案内板を途中で見かけましたので、現在もこのルートは通行止の様です。
初日は行程が長いので、気温21℃の自宅を4:25に出発し、少しでも時間を稼ぐために高速で帝釈山の登山口である馬坂峠(この投稿の一番下、「場所:」の所をクリックして表示される地図参照)に向かいます。
<本日の行程>
馬坂峠への林道は桧枝岐村から登るルートと反対側の日光側から登るルートが有ります。昨年猿倉登山口へ日光側から向かい、途中通行止の為に馬坂峠に変更しましたが、四駆でないと走れない様な物凄い悪路でした。少しスピードを上げると荷物が車の天井まで飛び上がる程で、気をつけないと車の底をぶつけます。桧枝岐村方面からは大回りになりますが、道が良いので今回は桧枝岐村から登りました。
馬坂峠駐車場 9:26出発
馬坂峠駐車場に有る案内板 |
公衆トイレが駐車場入口に有ります。
この先のトイレは、田代山湿原入口の弘法大師堂(避難小屋)の脇に有ります。(但し、私達が行った時はたまたま工事中で使用できませんでした)
帝釈山登山口 |
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帝釈山2059.6m 山頂 10:41着(1時間15分・・・写真撮りながらゆっくりです)10:53出発
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弘法大師堂(避難小屋)/公衆トイレと休憩スペース有り(但しこの時は工事中で使用できず)
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湿原入口・・・昼食、休憩 12:44着 昼食 13:02出発
ここからは反時計回りの一方通行で、木道歩きです。
一面ワタスゲの木道を歩きます
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標識、通行止登山道 13:39通過
国土地理院の地図に記載が有る登山道(写真右下のロープ)は通行止になっていました。
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猿倉登山口分岐 13:41通過
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田代山 山頂標識 13:45通過
ガスが濃くなってきて景色は全然見えませんが、木道なので道を見失う心配は有りません。
ラジオにノイズは入らないので、雷雲の接近は無いですが、雨が降りそうなので急いで回ります。
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湿原入口 13:55通過
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弘法大師堂
↓・・・この間で雨が降り出し、雨具着用
帝釈山2059.6m 山頂 15:31着 休憩 15:40発 (湿原入口から1時間36分)・・・撮影は少ない
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馬坂峠駐車場着 16:22 (帝釈山からの下り42分)
↓
桧枝岐温泉民宿泊
<出会えた花> 途中の林道で見つけた花も含む。アイウエオ順です。
アカミノイヌツゲ(実) |
アカモノ(蕾) |
イチヨウラン |
イチヨウラン(拡大) |
イワカガミ |
イワナシ |
オオカメノキ |
ウラジロヨウラク |
オオバミゾホウズキ |
オククルマムグラ |
オサバグサ |
オノエラン |
ガクウラジロヨウラク |
カニコウモリ(蕾) |
キンコウカ(蕾) |
ギンリョウソウ |
コケモモ(蕾) |
コツマトリソウ |
コミヤマカタバミ |
ゴゼンタチバナ |
サンリンソウ |
スダヤクシュ |
スノキ |
タカネザクラ |
タケシマラン |
タテヤマリンドウ |
チングルマ |
ツバメオモト |
ツルシキミ(雄花) |
ニッコウキスゲ(蕾) |
ノビネチドリ |
ノビネチドリ(拡大) |
ハイマツ(雄花) |
ハクサンハタザオ |
ヒメシャクナゲ |
ヒロハユキザサ |
ベニサラサドウダン |
マイヅルソウ |
ミツバオウレン |
ムラサキヤシオツツジ |
モウセンゴケ |
ヤグルマソウ |
ラショウモンカズラ |
ワタスゲ |
ワタスゲ |
残念ながらサワラン、トキソウはまだ咲いていませんでしたが、初物のイチヨウランを偶然見つけて撮影することが出来ました。サワラン、トキソウは明日行く駒止湿原に期待しましょう。
<桧枝岐温泉民宿の夕食>
今日は帝釈山に一番近い民宿にお世話になります。尾瀬桧枝岐温泉の電子パンフレット(かなり重いファイル)→リンク
宿に着いて温泉に浸かった後はお楽しみの夕食です。山人(ヤモード)料理が名物です。
地元で取れた食材で、地元の人々の手によって作られているそうです。
行者ニンニク |
天ぷら盛り合わせ 山椒魚他 |
岩魚の刺身 |
はっとう 桧枝岐を代表する料理 |
この他に、食べるのに一生懸命で撮影を忘れてしまった物・・・裁ちそば(つなぎを全く使わない純生そば)
舞茸ご飯はお腹一杯で食べられませんでした。
(朝食で戴きました)
こんなに種類の多い桧枝岐の郷土料理をいろいろ楽しんで、大満足でした。
桧枝岐の郷土料理は尾瀬桧枝岐温泉観光案内所に詳しく紹介されています→リンク
朝が早かったのと、ビールのせいか眠くなってきました。今日は早く休んで明日の駒止湿原に備えることにします。
二日目の駒止湿原に続く→リンク
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