ページ

2013年5月27日月曜日

筑波山:タンザワウマノスズクサと女の川(めのがわ)コース

2013年5月27日(月)
天気:曇り時々晴れ 気温:23℃(15:00 筑波高原キャンプ場の駐車場にて)
所要時間:5時間20分(途中の車移動を除き、歩行のみ)
総歩行距離:7.5km(同上)

 5/22にまだ蕾だった「タンザワウマノスズクサ」の開いたのが見たいとの妻の要望で、天気が梅雨模様になる前に様子を見に行くことにしました。同行するSra.Yは女の川コースを登りたいとの事でしたので、タンザワウマノスズクサを見てから車で移動し、女の川コースを登り、女体山で昼食後にキャンプ場まで下ることにしました。(女の川コースは、初めての方は経験者と行かれる事をお勧めします。私が初めて行った時は、地図、方位磁石、GPSを見ながら木や岩のマーキングも参考に登りました
 今日は歩行距離が短いので、気温21℃の自宅をいつもの7:30に出発です。

<本日の行程>
①タンザワウマノスズクサ観察(場所はマル秘です)
  ↓車移動
②筑波高原キャンプ場に駐車 10:26
  ↓
女の川コースを登る・・・(注)このコースは地図に記載が無く、案内標識も有りません
  ↓
女体山駅(ロープウェイ)で昼食・休憩(12:32~13:11)
  ↓
キヤンプ場に下る
  ↓
筑波高原キャンプ場 14:45


<タンザワウマノスズクサ観察>
タンザワウマノスズクサ
タンザワウマノスズクサ

















タンザワウマノスズクサ
5/22に撮影した蕾
5/22に見つけた時にはまだ開いていませんでした(右の写真)。今回は完全に開いて図鑑に載っている形が見えました。 目立たない花なので、前回見つけた記憶を頼りに探して妻がやっとのことで見つけました。

 「四季の筑波山の花」(旧版)には「オオバウマノスズクサ」として記載されていますが、「筑波山を彩る花」(現在筑波山で売られている)には「タンザワウマノスズクサ」で載っています。

 調べたところ、「タンザワウマノスズクサ」が正しい様です・・・東京大学大学院理学系研究科付属植物園の以下ページ参照→リンク












<その他出会えた花々>

イチヤクソウ(蕾)
イワタバコの葉

イチヤクソウは去年は6/30で見頃でした。

イワタバコは場所にもよりますが、8/中頃が見頃でしょうか。









ウグイスカグラの実
これとそっくりな実で
ドクウツギというのが有り、
猛毒だそうです。
ウワバミソウ














オカタツナミソウ
カルミア















ガマズミ
キツネノボタン











クモキリソウ(蕾)
クワガタソウ






クモキリソウの見頃までには、まだ時間が掛かりそうですが、去年は7/2で遅かった。

今年クワガタソウを見たのはこれが初めてです。



コアジサイ

コアジサイは見頃で淡い紫が引き立ちます。
この色はコンパクトデジカメではなかなか出ませんが、一眼レフではこの様に出ます。








コゴメウツギ
ダイモンジソウの葉
 コゴメウツギは今が盛りと咲いていますが、小さな花で風が吹いてゆらゆら揺れて撮影が大変です。

ダイモンジソウが咲くのは9/中~10/中にかけてです。




ツクバネ(雄花)
ツクバネ(雌花)











ツクバネウツギ(ピンク)
ツクバネウツギ(白)











ニシキウツギ











ツクバネソウ
ニガナ















ノアザミ
フタバアオイ

フタリシズカ
ホウノキ













マムシグサ


ヘビイチゴ













マユミ
ヤマツツジ












ヤブデマリ
オオカメノキに似ている
ので要注意です(右参照)
ヤブデマリの装飾花アップ
大4枚+小1枚が特徴














ヤマトグサ?
ヤマフジ

花が咲いていないので確信は持てませんが、ヤマトグサらしきのを見つけました。








ユキザサ
笹の花

標高の高い所ではまだユキザサの花が見られました。

ここ数年、筑波山では笹の花が咲いて、その後枯れるのが目立っています。









 以上です。最後までご覧戴き有難うございました。

 クモキリソウやヒトツボクロ等の蘭科の花が咲くのには少し時間が掛かりそうなので、来週は天気の良い日を選んで野反湖・八間山に行く計画です。

2013年5月22日水曜日

筑波山:ジエビネ、タンザワウマノスズクサ、ヤマトグサ他

2013年5月22日(水)
天気:曇り後晴れ 気温:18℃(8:20 筑波山第一駐車場にて)/20℃(13:15 自然研究路東屋にて)
所要時間:9時間32分(昼食、小休憩、花探索・撮影時間を含む)
総歩行距離:約14km(途中でGPSが受信不能となり、残りの経路は過去のデータを使用)

 今日は、まだ写真が撮影できていないタンザワウマノスズクサ、ハンショウヅルを探しに行きます。また、そろそろジエビネが咲きそろったと思われるので、そちらにも行ってみます。前回撮影したヤマトグサは状態が良くなかったので、再度撮影します。今回はあちこちで道のりが長くなりそうなので、いつもより早く自宅を7時に出発です。


<本日の行程>
市営第1駐車場に駐車 8:28・・・一番下の場所:をクリックして表示される地図の位置です。
                (この駐車場は一番遠いですが、梅まつり期間中以外は無料です。)
  ↓             駐車場や登山コースはつくば新聞の案内を参照→こちら
梅林から市営第3駐車場への道
   以前はこの道沿いにキンラン、ギンラン、ホタルカズラが見られましたが、とんでもない
   時期に草刈されて一緒に刈られてしまい、絶滅してしまいました。
  ↓
筑波山神社
  ↓
御幸ヶ原コース(神社コース)
  ↓
御幸ヶ原
  ↓
自然研究路
  ↓
坊主山(太郎山)
  ↓
林道
  ↓
市営第1駐車場に戻る 18:00


<ジエビネ>
ジエビネ
ジエビネ











一箇所目、
こちらは真っ白な花です。











ジエビネ
ジエビネ











二箇所目、
赤紫色をしたきれいなジエビネです。











<タンザワウマノスズクサ>
タンザワウマノスズクサ(花後)
タンザワウマノスズクサ(蕾)











上は一箇所目で見つけたもの。
残念ながら花はもう終わっていました。

諦めかけた頃、花が付いているのをもう一株発見。こちらは、まだ蕾が開いていません。また見に行かなくては。

ハンショウヅルは残念ながら見つかりませんでした。





<ヤマトグサ>















以前先輩に一箇所教えて戴きましたが、こちらは別の場所で偶然発見したものです。

今回は、あの特徴的なヒゲ状の物が出ているのがたくさん有りました。




<その他出会えた花々>・・・原則アイウエオ順、但し比較する物は並べてあります

イワウチワの葉
エゴノキ











オトコヨウゾメ
ガマズミ











キツネアザミ











キンラン
ギンラン















クモキリソウ(蕾)
コアジサイ











コゴメウツギ
ササの花















サルトリイバラ
サルトリイバラ(実)











サルナシ
シキミ


サルナシの実は美味しいです。
しかし、シキミは花や葉、実、さらに根から茎にいたる全てが毒だそうです。(Wikipediaによる)



ジャケツイバラ
ジャケツイバラ













スイカズラ(色変化)
スイカズラ












ツクバキンモンソウ

タチイヌノフグリ


オカタツナミソウ
タツナミソウ















ツクバネ(雄花)
ツクバネ(雌花)










ツリバナ

ツクバネウツギ











トキワツユクサ
トンボソウの仲間(蕾)





今年は気候の関係か、トンボソウの仲間が元気でたくさん見られます。
 







ナワシロイチゴ
ニョイスミレ?















ニガナ
ニリンソウ












ノアザミ
ノイバラ















ハナイバナ
ヒメジョオン















ミツバウツギ
ヒメウツギ












ヒメハギ
フタリシズカ











まだヒメハギが咲いているのを妻が見つけました。

ホウチャクソウ
オオナルコユリ


ミヤマナルコユリ











ムサシアブミ
ムヨウラン(蕾)

昨年ムヨウランの花が咲いていたもう一箇所の辺りは草刈で丸坊主です。ムヨウランは芽が出るでしょうか? 











ムラサキケマン
ムラサキサギゴケ















モミジイチゴ(実)
ヤブヘビイチゴ(実)











ヤマツツジ
ユキザサ















セリバヤマブキソウ
ヤマブキソウ











ヤマフジ
ヤマフジの蔓















ヨウラクラン
ヨツバムグラ













 最後までおつきあい下さり有難うございました。
 今回は途中で晴れてきて、暑くて水分を頻繁に補給しながら長距離を歩きました。誰も居ない登山道では、時々爽やかな風が吹いて気持ちが良かった。

 しかし、途中ですれ違った男の人の化粧品のニオイがきつくて咳き込んでしまい頭痛がしてきました。登山道にはニオイが残っていて気分が悪くなった。そのせいか、その日の夜に寝付いてすぐに突然激しい咳で起こされて、暫く寝付くことができなかった。