ページ

2021年4月28日水曜日

裏筑波:ヤマツツジのトンネルと丹沢馬の鈴草

 2021年4月28日(水)

天気:曇り一時小雨 気温:16℃(9:54 湯袋峠にて)/20℃(15:09 同左)

所要時間:4時間49分(昼食、休憩、花探索・撮影時間を含む)

総歩行距離:7.4km

 今日は遠出して八溝山へ行く予定でしたが、このところ熱は無いのに胸の痛み・咳、寒気で血中酸素濃度も95まで低下して洗濯物の柔軟剤にやられた様です。途中でダウンするといけないので近場の裏筑波で軽いコースを歩いてみる事にしました。今日は朝の通勤渋滞が解消する時間に出発します。

<訂正記事>

2021.05.01 ウシハコベ → ミヤマハコベ 名称訂正

      アオダモ  → アオダモ(雄花) 追記

      ナンジャモンジャ → アオダモ(両性花) 名称訂正


<本日の行程とヤマツツジ>

 8:33 自宅

 ↓一般道

 9:54 湯袋峠着

10:11 スタート





















新緑の尾根道

 途中ポツポツと雨が落ち始めどうなる事かと思いましたが、雨具は使わずに済んで、直ぐに雨は上がって良かった。







 ↓途中で昼食

13:15 散策後筑波高原キャンプ場トイレに寄る

 ↓別ルートを戻る











ヤマツツジのトンネル




















 ↓

15:00 湯袋峠着

 ↓

帰宅


<タンザワウマノスズクサ>

タンザワウマノスズクサ

 表筑波では何か所か見られますが裏筑波では初めてです。

 それにしてもこんなに群生しているとは。まだ咲き始めですが、盛りになったら凄いことに・・・







タンザワウマノスズクサ













<その他出会えた花>

アオダモ(雄花)

 花を拡大して良く見るとアオダモの雄花でしたので、(雄花)を追記しました。









アケビ











アマドコロ















イヌザンショウ










ウシハコベ→ミヤマハコベ

 葉の特徴からウシハコベ
としましたが、花の特徴がミヤマハコベでした。
 ミヤマハコベに名前を訂正しました。







ウツギ










ウマノアシガタ










ウワバミソウ










オトコヨウゾメ











カキドオシ















コバノガマズミ










タチツボスミレ










チゴユリ










ツクバキンモンソウ










ツクバネウツギ











ツクバネソウ














ナンジャモンジャ→アオダモ(両性花)

 花を拡大して良く見ると、アオダモの両性花でした。
名前を訂正しました。







ニガイチゴ










ニリンソウ

 今年は暖かいのでもう終わりかと思いましたが、まだ見られました。









ノミノフスマ










フジ










フモトスミレ










ヘビイチゴ










ムラサキケマン










ムラサキコマノツメ










ヤマブキ










ユキザサ











 途中で柔軟剤臭の人とすれ違うと更に体調が悪化するのが心配でしたが、幸い会ったのは一人のみで臭いも感じませんでした。帰りは自宅に居る時より体調が良くなってきました。

 混みあった住宅地の外気は「イソシアネート」という猛毒のアレルギー物質(青酸ガスの数千倍の毒性)が職業病発生の許容限度を超えて検出されます。米国製の特殊な有毒ガス検知器を借りてきて測定すると、危険レベルでアラームが鳴ります。混雑した電車の地下区間や地下通路、地下鉄ホーム、混雑した歩道等でもアラームが鳴ります。洗濯物が多く干されている所、人が集まる所が危険です。

 イソシアネートにばく露された労働者は、ばく露後数ヶ月さらには数年後でも、衰弱が進行する健康問題で苦しむことになる。"とOSHA(米国労働安全衛生局)の労働長官補のDr. David Michaels博士は述べています。

 先日、署名運動を通じて、測定データ等を環境省、厚生労働省、経済産業省に提出しました。

2021年4月7日水曜日

栃木百名山の花瓶山~向山:イワウチワ、カタクリ、スワスミレ他

 2021年4月7日(水)

天気:晴れ一時曇り 気温:8℃(8:47 うつぼ沢出合い駐車場にて)/15℃(15:40 同左)

所要時間:6時間21分(昼食、休憩、花探索・撮影時間を含むかなりのゆっくりペース)

総歩行距離:7.4km(GPSログ)

 イワウチワの群生が見られる茨城県大子町と栃木県大田原市の県境にある花瓶山へ行ってみる事にしました。


<本日の行程>

 5:55 自宅出発

 ↓常磐道・118号

 8:37 花瓶山駐車場・・・トイレ休憩

花瓶山駐車場とトイレ

 登山者用駐車場で簡易トイレも設置されています。昨日はバスが2台来ていたそうです。

 トイレは有難いので、扉の料金箱に100円カンパしました。





駐車場の案内地図


 花の位置も書かれていて大変参考になります。


 時計回りに回ってみる事にします。















 

うつぼ沢出合いまで1.9km

 この先うつぼ沢出合いまで狭い林道を車で行けますが、ほとんど退避できる所が無いので、向き合ってしまったらどちらか延々とバックです。

 今日は混んでない模様で朝早いので先まで車で行ってみます。

 休日は混み合い、先の駐車場では接触事故も起きているそうなので、休日はこちらに停めた方が良いとの事です。(管理している方から)



 8:47 うつぼ沢駐車場着

うつぼ沢出合い駐車場

 ここまで途中ゆっくり走り、花を横目で見ながらうつぼ沢出合いに到着しました。

 先行車は幸運にも1台のみでした。






 9:07 出発

うつぼ沢出合いの案内標識

 この先二手に分かれます。後から来た人たちが半時計回りなので、我々は人との接触を最低限にしないと危険なので逆回りにします。







林道を花を撮影しながら歩く


 色々な花が有り、なかなか足が進みません。







11:02 花瓶山登山口

花瓶山登山口

 ここからいよいよ登りです。








11:13 花瓶沢



沢沿いは足元にハナネコノメ








花瓶山山頂 50M










11:52 花瓶山 山頂に到着

花瓶山山頂 692m

 風上の位置を選んで昼食・休憩します。

 しかし、風上の作業道を通る人たちがいて、柔軟剤臭が流れてきます。急いで昼食を済ませて避難します。

 帰ってからメガネを顕微鏡で見ると破裂したマイクロカプセルが付着していました。




 ↓

カタクリの群生



少し見頃を過ぎていますが一面のカタクリの群生です。








14:28 向山 山頂に到着

向山山頂 548m

 何も無い山頂なので先を急ぎます。


 ↓
イワウチワの群生

 途中に1ヵ所所々イワウチワが見られる所が有り、これでおしまいかと思ったら、本命はこちらでした。
 登山道脇から斜面一面に群生しています。

  ↓

15:28 うつぼ沢駐車場に到着

 ↓

15:59 花瓶山駐車場でトイレ休憩

 ↓

帰宅


<イワウチワ>



登山道脇の1ヵ所目










こちらは所々に塊が有る程度








------------------------



 登山道脇から斜面一面の2ヵ所目のイワウチワ群生。










 白いイワウチワ









 淡いピンクのイワウチワ










 ピンクのイワウチワ









<カタクリ>


 1か所目のカタクリ



















--------------------------


 2か所目のカタクリは登山道脇から斜面一面の群生。










<スミレ>

エイザンスミレ


 鮮やかな色のエイザンスミレ。








エイザンスミレ










スワスミレ


 エイザンスミレとヒカゲスミレの交雑種








タチツボスミレ










ニョイスミレ










ヒカゲスミレ










フモトスミレ










マルバスミレ










不明

 正面の写真しか撮らなかったのが残念です。









<その他>

カテンソウ

 非常に小さな花です。









キクザキイチゲ


 典型的なキクザキイチゲ








キクザキイチゲ

 大きな花の変わったキクザキイチゲ








キケマン










サワハコベ










シュンラン











ショウジョウバカマ


 林道にて車を停めて帰りに撮影








ニッコウネコノメソウ










ニリンソウ
 









ハナネコノメ


 少し見頃を過ぎていました。








ハルトラノオ










フユイチゴ(実)










フタバアオイ










マルバコンロンソウ










ミツマタ











ミミガタテンナンショウ















モミジイチゴ










ヤブレガサ(葉)










ヤマブキ










ユリワサビ











 イワウチワやカタクリが沢山見られて大満足でした。しかし、人が意外と多く柔軟剤のマイクロカプセルを吸い込んだと思われ、アレルギー症状が出て脚が赤くなって痒くなりました。次の朝には頭痛で目が覚め、その後腹痛に悩まされました。