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2012年7月31日火曜日

筑波山:湯袋峠から登り護摩壇で折り返し:イワタバコ、キツリフネ、ハクウンラン他

2012年7月31日(火)
天気:晴れ 気温:23℃(湯袋峠駐車スペース 6:58) / 34℃ (同 14:38)
所要時間:7時間9分(昼食25分、花探索・撮影と小休憩を含む)
総歩行距離:15.4km(谷間でGPS不安定の所が多く、プラス誤差大)
久しぶり6/18以来の湯袋峠で駐車スペースの草刈が必要かも、という事で剪定用の大型ハサミを持参します。ハクウンランが咲いていると思われるので、その撮影とイワタバコの状況を確認に行きます。妻が通院後の運動禁止なので一人で朝早く5:43に自宅を出発しました。一人の時はなるべく新しいルートを開拓する様にしているので、アレルギー物質に遭わない様な誰も通らないバイパスルートを通ってみます。

<本日のルート>

湯袋峠駐車 6:58着 7:19出発
駐車スペースは、この先右側(小さく車が見える)にも有ります。この手前(真壁寄り)にも左右に1~2台突っ込める所が数箇所有ります。また、この先左側の林道に曲がった所の広くなった所も可能です。道幅が狭くカーブで見通しも悪いが結構スピードを出して車が通るので、路上駐車は出来ません。帰ってきたらペチャンンコなんて事にもなりかねません。

いつも停めている所なので、草刈をします。
NHKのラジオスペイン語講座を聞き終わってから出発です。



関東ふれあいの道
筑波高原キャンプ場方面への入口です。
入り口は草が生い茂っていますが、少しだけでその先はちゃんとした道です。










入口を入って最初の標識







入口を入ってすぐに標識が有ります。その先で二手に分かれます。右の広い方へは行かないで、沢沿いを直進します。後はずっと道なりです。


沢沿いの石畳の道















ハコネサンショウウオの看板
まだ本物は見た事がありません。今回お会いした唯一のトレイルランの人は、サワガニが居ると言っていましたが、探しても見つかりませんでした。










沢沿いの涼やかな道















昔のままの道標
土浦から関東鉄道の筑波線(気動車)が走っていた頃の懐かしい道標です。今は廃線になって線路跡がつくばりんりんロードというサイクリング道路になっています。

茨城に転勤した頃は、土浦でこの関鉄に乗り換えて、関鉄の筑波駅から歩いて筑波山に登ったものです。





林道 9:16
途中で会ったトレイルランの人が折り返してきて再度会いましたが、この暑いのに水を持っていないとのこと。自動販売機の位置を聞かれましたが、キャンプ場のが撤去されてしまった事を伝えました。元気そうだったので、私の水は提供しませんでした。今日は道に迷う可能性があるので500mlで5本持参したが、万一の予備を考えると余裕が無いので。





↓(ここから暫くは地図に記載無く説明不可です)
日ハムC

中沢ケルン 10:06                                 カエル







冷たい水で手を洗って、おやつタイムで一服です。サワガニとカエルが居ました。サワガニは直ぐに隠れてしまい撮影できませんでした。


護摩壇 10:37

















ポンプ場(上)手前で折り返し(ここから先のハイキングコースで、デオドラントスプレーとかをたっぷり付けた人に出会うとひどい目に遭うため)


ポンプ場(下) 11:39















↓(ここからは地図に記載有ります)
東筑波ハイキングコースに合流 11:50
途中で約25分の昼食休憩

横断する青大将
さすが大将の名だけあって大きくてびっくり。通過を静かに待ちます。














湯袋峠コース 13:02







左の写真は林道に出て後ろを見た所です。
右は湯袋峠コース入口です。国土地理院の地図に登山道の記載が有りますが、途中も含めて標識等は何も有りません。


ハシゴを下りる







右は道路反対側の入口ですが、草が茂り隠れています。




藪の様な登山道
捲っていた長袖を伸ばして藪漕ぎの準備です。
暫く藪の様な所が続きます。

クモの巣も張っていて、うっかりすると顔にへばりつきます。払いながら通過します。









登山道の真ん中に倒れた木
これは出口に近い方です。

全部がこんな状態ではありません。大半が普通の登山道です。この時期、このコースを訪れる人はほとんど居ないみたいで、誰にも会いません。








県道に出た所
気温30℃の表示です。


後は県道を下って途中道草して駐車したところへ戻ります。
















湯袋峠駐車スペースに戻る 14:28
保冷剤で冷やした缶コーヒーを飲んで一服してから帰ります。

湯袋峠の岩清水







右は桜川市環境対策課の看板で、生では飲まない様に注意書きが有ります。空いたペットボトルに詰めて帰ります。この水でコーヒーを入れるとまろやかで美味しいコーヒーになります。朝通った時には業者と思われる方が大量に汲んで居ました。



<出会えた花々>
アカショウマ




















アキノタムラソウ











イヌトウバナ















イワタバコ










やっと見つけた一輪です。他はまだ蕾ですが、もうすぐ一斉に咲きそうです。


オオバノトンボソウ









ちょっと遅かった。ほとんどの花が枯れていました。
ちょうど良い時期に撮影するのが難しい。

オオモミジガサ




















オカトラノオ




















オニドコロ















カノツメソウ




















キツネノボタン
















キツリフネ
咲き始めで2輪だけ咲いていました。













キヌタソウ















クサアジサイ




















コバギボウシ




















タケニグサ











タニタデ




















タマアジサイ















チダケサシ




















ツクバネソウの実
黒くなってきました。














ツルニガクサ




















テンナンショウの実
赤く目立ちます。



















ヌスビトハギ


















ノリウツギ















ハエドクソウ




















ハクウンラン













去年咲いていた撮影条件の良い所には見当たりませんでしたが、別の場所で見つけました。小さな花ですが、白いので目立ちます。
暗い所で撮影が難しかったですが、何とか撮影できました。


ヒメジョオン















ヒヨドリバナ















ミズヒキ










小さくて長いのでなかなか撮影がうまくいきません。
ちょっとした風でもゆらゆら揺れてブレてしまいます。



ミヤマタニソバ















ムラサキニガナ











モミジガサの蕾




















ヤブコウジ















ヤマアジサイ















ヨメナ















今回は途中で1名しか会わずに静かな行程となりました。