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2011年4月30日土曜日

ニリンソウの群生:筑波山男の川・キャンプ場コース分岐の沢へ

2011年4月30日(土) 曇り 気温13℃(自然研究路の東屋にて)

 今年はニリンソウの咲き乱れる所がまだ見られていませんでした。妻が見たいと言うので、天気予報で一番良さそうな本日出かけました。しかし、筑波山が見えてくると、山頂には雲が掛かって快晴とはいきませんでしたが、男の川コースやキャンプ場コース分岐の沢には群生が見られました。
 ちょうど昨日(4/29)に一部(薬王院コース/ケーブル脇のコース=名称:御幸ヶ原コース )を残して公式な登山ルートは規制が解除され、久しぶりに御幸ケ原もにぎわっていましたが、外国人の姿は見られず、まだまだ人は少ない状況です。そんな中で、ガマの口上や豚汁のサービス(大震災募金)もありました。豚汁は我々の数人後でおしまいで、ぎりぎりセーフでした。
 キャンプ場の駐車場が利用できる様にはなりましたが、駐車場脇の水洗トイレはまだシャッターが閉まったままでした(上部のテントサイト脇のトイレを使用する様に張り紙有り)。→駐車場脇水洗トイレについてその後桜川市に問い合わせたところ、5月7日(土)から使用できるとの回答が有りました。
また、旧ユースホステルの駐車場は崩落の為に車両進入禁止が続いていました。


 <今回の登山ルート>
筑波高原キャンプ場の駐車場(やっと入れる様になりましたが、まだ近くのトイレが使用不可)
  ↓
男の川登山口
  ↓
薬王院コース合流(自然研究路からは進入禁止)
  ↓
自然研究路(南側)
  ↓
御幸ケ原
  ↓
キャンプ場コース
  ↓
つつじがおか方面分岐
  ↓
沢で折り返し
  ↓
林道近道(日ハムCコース)
  ↓
キャンプ場駐車場に戻る

<このコースで見られた花々>
「アズマイチゲ」
















「ウワバミソウ」











「エイザンスミレ」















「エンレイソウ」











「カタクリ」
キャンプ場コースでは、まだカタクリの花が見られました。














「キクザキイチゲ」















「セントウソウ」















「タチツボスミレ」











「ツボスミレ」
















「トウゴクミツバツツジ」











「ナガバノスミレサイシン」












「ニリンソウ」群生
 
「ニリンソウ」
手前のは3リン




















「ヒカゲスミレ」











「ヒトリシズカ」










「ヒナワチガイソウ」











「フタバアオイ」
咲き始めました。
よく見ないと花は下の方に隠れています。













「フモトスミレ」葉の裏が紫色なのが特徴
「ヘビイチゴ」















「ホンシキミ」












「マルバコンロンソウ」















「ミヤマカタバミ」












「ユリワサビ」













 その他、「ハルトラノオ、ミミガタテンナンショウ、ミヤマシキミ、モミジイチゴ、ヤマエンゴサク」が見られました。
 帰りには湯袋峠を散策していたら、岩魚が居ると教えて戴きました。6月中旬にはホタルがたくさん見えるそうです。子供の頃の田舎の風景を思い出しました。

2011年4月24日日曜日

近所の原野に残る貴重なフデリンドウ他

2011年4月24日(日) 晴れ後曇り
 天気が不安定で、傘を持って近所の原野や畑のあぜ道を花巡り。お目当ては「フデリンドウ」の観察です。
 30数年前は茨城南部のこの辺りも一面の原野でしたが、今は住宅街となり残された原野はわずかです。その中に「フデリンドウ」が群生している所が有り、毎年花を見せてくれます。

<訂正 5/11>「スズメノエンドウ」の写真は、実は「カラスノエンドウ」でした。後に宝篋山で撮影したスズメノエンドウの写真と差し替えました。

「フデリンドウ」

日が陰ると閉じてしまいます。
撮影し易い近くの花はほとんど閉じていました。
接写が出来ない場所なので、32倍ズーム(光学10倍+デジタル)で撮影。










次の日に近くに咲いたのを接写で撮影。

この角度でしか撮影できない。














「アマナ」






















「アメリカフウロ」

















「オオジシバリ」






















「カキドオシ」





















「カラスノエンドウ」

スズメノエンドウと似ていますが、葉っぱの形が異なる。














「キュウリグサ」

小さな花で、風で揺れて撮影に苦労しました。














「クサノオウ」


















    「スズメノエンドウ」5/9宝篋山にて撮影

                                 「スズメノエンドウ」→「カラスノエンドウ」






















「ヘビイチゴ」






















「ムラサキケマン」





















この他にまだ数点、名前の分からない物が有ります。
オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウとかのどこでも見られる物は省略。

2011年4月21日木曜日

カタクリ・ニリンソウを見に筑波山女の川・男の川ルートへ

 2011年4月21日(木) 曇り 気温7℃(筑波山 山頂近くの東屋にて)

 大学の授業が始まり宿題もまだ手が付いていませんが、ぼちぼちカタクリやニリンソウが満開ではないかと期待して、週間天気予報が一番良かった本日に出かける事にしました。しかし、間際の天気予報は曇りで、出かける時は寒くて小雨も降り出しました。山の天気は行ってみないと分からないのでとにかく行くことにしました。
 今回のルートは、以前から看板の前を通り過ぎて、いつかは行ってみたかった女の川ルートを登ります。初めてのルートなので、地形図を予習してからGPSと方位磁石も持参して行きました。
 後から来られた百山さんと途中までご一緒戴きましたが、岩場で妻を引き上げるのに手間取っていたら見失ってしまい後は地図を頼りに登りましたが、1箇所で座標と方位がずれている事に気づき、戻って修正するハプニングが有りました。

<今回のルート>総移動距離 約14km/所要時間 7時間(駐車場出発から戻るまで。
           昼食、休憩を含む)
注意 このルートは登山道として整備された道では有りません。途中の標識も有りません。
男ノ川に駐車
  ↓  通行止めの林道を歩く
女ノ川
「女の川」の看板













少し登るとこんな感じに













ニリンソウの群落
曇りで寒くて開いていませんでした。
一斉に咲いたら見事でしょう。また1~2週間後に行きたくなります。

やがてポンプ小屋の様な物が見えて














標高620m付近
岩場を登ります













道らしくなくなってきました
標高735m付近
南東へ行かなければならないのに、こちらは真南です。
GPSの座標も西寄りにずれていますので、少し戻ります。















マーク発見。登山道へ戻りました。

















標高730m付近に到達
マークが有りました
中を覗いてみたくなる大きな岩に到達
キャンプ場ルートとの合流はもうすぐ
















  ↓ 無事女体山に到着し昼食
 
ガマ石は地震で大丈夫でした













  ↓
自然研究路(南側)・・・通行止め
  ↓
薬王院コース
  ↓
男ノ川コース分岐
  ↓
男の川コース
  ↓林道を東筑波方面へ
キャンプ場で休憩
(この後、関東ふれあいの道を谷まで降りから、男ノ川の駐車場まで戻る)

<このコースで見られた花々>
「ナガバノスミレサイシン」













「エイザンスミレ」














大きな「エンレイソウ」
以前、那須で見た白とかピンクのエンレイソウは見当たりません。
















寒さで閉じてしまった「カタクリ」













「カタクリ(白)」と思われる蕾
近くには多数の盗掘跡があり残念です。












「カンスゲ」














「キクザキイチゲ」
寒さで閉じています。













「キブシ」
今を盛りと咲いています













「シロバナナガバノスミレサイシン」


















「タチツボスミレ」














「ツルネコノメソウ」


















「トウゴクサバノオ」
小さい花は難しい・・・ピンボケです。

















「ナガバノスミレサイシン」














「ニッコウネコノメソウ」


















「ニリンソウ」
開いているのがなかなか有りませんでした。












「ネコノメソウ」














「ハルトラノオ」














「ヒトリシズカ」
あちこちに咲き始めました
















「ヒナワチガイソウ」
もう終わりみたいで、特徴のぶつぶつが散っているのが見受けられました。
















その他 「クロモジ、マルバコンロンソウ、ミミガタテンナンショウ、ムカゴネコノメソウ、モミジイチゴ、ユリワサビ」が見られました。