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2016年4月27日水曜日

筑波山春の花早巡り:ニリンソウ、ミドリニリンソウ、フデリンドウ他

2016年4月27日(水)
天気:曇り 気温:14℃
所要時間:4時間8分
総歩行距離:6km

 今日は午後用事が有るので、ポイントを絞って筑波山の春の花を見に行くことにします。

 登山道脇には明らかにイノシシでは掘れない垂直に深く掘った盗掘穴が多数見られ、危険なのでコースは秘密にします。


<ニリンソウとミドリニリンソウ>
ニリンソウ
ニリンソウ




















 まだニリンソウが見られましたが、今年は花数が少ない気がします。
ミドリニリンソウ
ミドリニリンソウ












ミドリニリンソウ
ミドリニリンソウ






































 ミドリニリンソウを探しましたが、なかなか見つかりません。下りになってもう一度見直したら2輪見つかりました。あと2輪は知り合いの人に教えて戴きました。

<フデリンドウ>
フデリンドウ
フデリンドウ



























 
<その他出会えた花>
ウワミズザクラ
エイザンスミレ























オオタチツボスミレ
オトメスミレ



























クロモジ
セントウソウ























タネツケバナ
タチツボスミレ



























チゴユリ
ツクバキンモンソウ




























ツクバネソウ

ツルキンバイ



























ナツトウダイ
ニョイスミレ






























ニガイチゴ
ノミノフスマ




























フイリフモトスミレ
フモトスミレ



























フタバアオイ
マルバコンロンソウ




























ミツバアケビ
ミツバツツジ























ミミガタテンナンショウ
ムラサキコマノツメ



























ミヤマシキミ(雌花)
ミヤマシキミ(雄花)



























モミジイチゴ
ヤマブキ
























ユキザサ
ラショウモンカズラ




























 ユキザサはやっと咲き始めた一株を見つけました。ラショウモンカズラはもうすぐ咲きそうです。

ワチガイソウ

















 急いで回ったので、今日は見落としが有るかもしれません。

Esto es todo.

2016年4月26日火曜日

公園のフデリンドウとキンラン

 用事で近所に出掛ける時にデジカメを持参して公園に寄ってみました。今日は晴れていたので、フデリンドウの花が開いて遠くからでも目立ちました。

 公園の中を散策すると一株だけキンランが咲いていました。まだ完全に開いていませんが、もうすぐ開きそうです。株元は草が全く生えていません。原発事故の放射能対策で表土を全部剥がされてしまっています。そんな中ですっくと一本だけ金色に輝いて頑張っている逞しいキンランです。
 キンランにとって一番怖いのは盗掘ですが、この花は近くの大木と一緒に共生して生きているので、自宅に持って行っても直ぐに枯れてしまいます。

フデリンドウ
キンラン






















2016年4月20日水曜日

鳴神山:アカヤシオとすみれの花盛り、カッコソウはまだ蕾でした

2016年4月20日(水)
天気:晴れ 気温:10℃(8:15 駒形登山口駐車場にて)/10℃(11:02 椚田峠にて)
        谷で風が無いと暑く、尾根で風が有ると寒い体感でした。
所要時間:6時間14分(昼食、休憩、花探索・撮影時間を含む)
       注)ハイキングのみの方は参考にならないゆっくりペースです。
総歩行距離:8.3km
標高差:約600m

  カッコソウにはまだ少し早い鳴神山ですが、スミレの時期に行った事が無かったので行ってみることにしました。合成香料アレルギー(化学物質過敏症)の私には人混みでの柔軟剤の臭いを避ける意味も有ります。

 ところが、行ってみると手前の駐車場には車がいっぱい。行き止まりの3台位置ける所へ行ってみたら空いていたのでそこに停めました。しかしここはかなりの傾斜で4駆では難なく入れられましたが、後から来た車(これも4駆でしたが)はかなり苦労して入れてました。サイドブレーキを思いっきり引いて、更に車止めもしておきました。後で混んでいた訳が分かりましたが、この時期アカヤシオが見頃でした。

カッコソウ、ヒメイワカガミの咲く頃は以下のリンクを参照して下さい。
2015年5月7日 鳴神山:満開のカッコソウ、ヒメイワカガミ、ヤマブキソウ他

<今回歩いた経路>GPS記録



この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである。
青い斜めの線上方は磁極の北を示します。


<本日の行程>
自宅 5:10
 ↓
鳴神山 駒形登山口駐車場 8:15着











 皆さん反時計回りですが、我々は逆の時計回りに一周します。

 これが大成功でした。途中でほとんど人に会うことも無く、ゆっくり写真を撮れ、途中まで息苦しい活性炭のマスクもしないで行けました。

新緑の林道

左側の林道を進んでいきます。


















赤柴登山口
仮設トイレ設置のお知らせ




























 仮設トイレはこれから行く右側の椚田峠・山頂方面ではなく、写真向こう側200mなので、また戻って来る必要が有ります。
 ↓
小紫陽花の群落地
椚田峠




























カッコソウ(蕾)
カッコソウの看板
















 椚田峠では、カッコソウの保護地へ降りて咲き具合を見ました。まだ早い物でも右の写真の様に蕾の先端が赤くなっている程度でした。


椚田峠 11:02出発
 ↓
アカヤシオを守るために

















  鹿の食害を防ぐ為に、テープが木の幹に巻かれています。




アカヤシオ
アカヤシオ























鳴神山(仁田山岳)・・・昼食

 アカヤシオを目の前に眺めながらの昼食です。山頂付近は満席でしたが、少し下がった登山道脇に1ヶ所空きが有ったのでここで昼食にしました。

 しかし、恐れたことが現実に・・・登山道を通る人の中に柔軟剤臭のきつい人が居て気分が悪くなるので、急いで昼食を済ませて逃げ出すことに。








分岐地点を桐生岳方面へ
鳴神山(桐生岳) 980m



























     桐生岳からの眺め


















分岐地点に戻り、登りと異なるルートで駒形登山口に下ります

水場(生で飲めるかは不明)
崖に咲くミツバツツジ






















 ↓
ハイキングの人も利用できるトイレ
















 ↓
駒形登山口駐車場戻り



<出会えたスミレ>
アカネスミレ
アケボノスミレ



























エイザンスミレ
ケタチツボスミレ




























タチツボスミレ
ニョイスミレ



























ヒカゲスミレ
ヒナスミレ




























ヒトツバエゾスミレ
ヒトツバエゾスミレ



























フイリフモトスミレ
マルバスミレ





























<出会えたスミレ以外の花々>
ウラシマソウ
カッコソウ(蕾)




























カキドオシ
カテンソウ(蕾)



























カンスゲ
キケマン




























キランソウ
コガネネコノメソウ



























サワハコベ
スモモ



























タネツケバナ
ツルシロカネソウ




























ツルネコノメソウ
トウゴクサバノオ




























トキワハゼ
ニッコウネコノメソウ



























ニリンソウ
ハルトラノオ



























ヒイラギソウ
ヒゲネワチガイソウ




























ヒトリシズカ
ヒメイワカガミ(蕾)



























ヒメオドリコソウ
マムシグサ




























ミツバコンロンソウ
ミツバツチグリ




























ミヤマカタバミ
ムラサキケマン



























モミジイチゴ
ヤブヘビイチゴ




























ヤマブキ
ユキザサ(蕾)


























ユリワサビ
ルイヨウボタン(蕾)





























昨年は連休明けの5月7日にカッコソウを見に行ったのですが、ヒトツバエゾスミレは終わってしまっていました。今回は花盛りの時期に沢山撮影することが出来ました。しかし、完全に真っ白なナルカミスミレは残念ながら見つかりませんでした。昨年植物の保護活動をされていた地元の方に伺ったところでは、盗掘で無くなってしまったそうです。