天気:晴れ 気温:17℃(7:23 鬼ヶ作林道起点)/19℃( 自然研究路東屋)
/22℃(14:36 同上)
所要時間:6時間40分(昼食、休憩、花探索・撮影時間を含む)
総歩行距離:8.45km(万歩計による。GPSは途中で同期外れで一部記録抜け)
今日は一人で留守番で、天気も良さそうなので筑波山に出かける事にしました。
筑波山でもアレルギー物質の合成香料を吸い込んでしまう事があり、ひどいとその後2~3日、もっとひどいと1週間位体調が悪くなります。2007年に医者から合成香料アレルギーと言われて長いつきあいになりますが、最近のテレビコマーシャルで頻繁に出て来るニオイが後まで残る強烈な柔軟剤が特に駄目です。
そんな訳で、できるだけ人に会わないコースにします。
<林道の状況>
台風の後は、林道が倒木で塞がれている事も有るので確認しました。
・林道酒寄線
台風による倒木は片付けられて車で走行できました。でも、酒寄から登って薬王院への分岐を過ぎた所の路面が荒れています。穴が大雨でまた一段と掘れて、深い所では軽や普通車では、はまると脱出できないかもしれません。
・林道鬼ヶ作線
道路にはみ出している倒木が有りましたが、注意して走行すれば問題有りませんでした。
<本日の行程>
林道鬼ヶ作線起点の駐車スペース(3台可)
↓
裏筑波観光道路
↓
女の川コース
↓
御幸ヶ原
↓
自然研究路南側
御海入口に有ったお知らせ |
御海(みうみ)に向う登山道で道に迷った人が出て大捜索が行われた様です。
観光名所「御海」の看板を見て以前行ったことがありますが、入口の看板のみで途中の案内標識が無かった。途中で縄梯子を降りる崖があって、妻が怖くて降りられないというので引き返した事が有ります。
今回は別の場所で横道を尋ねられましたが、自分の位置を把握できる手段を持っていないと危険だという事を説明しました。詳細な緯度経度入りの地図とGPS受信機を見せて納得して戴きました。
↓
松岩コース
↓
林道鬼ヶ作線終点から林道を歩いて戻る(2.1km)
<出会えた花々>
イヌショウマ |
イヌトウバナ |
オクモミジハグマ |
オヤマボクチ |
カシワバハグマ |
カノツメソウ |
ガンクビソウ |
キツネノボタン |
キヌタソウ |
キバナアキギリ |
キンミズヒキ |
ゲンノショウコ |
コウヤボウキ |
サネカズラ(実) |
サネカズラ |
たまたま休憩した所で横を見ると、サネカズラ
の花が見えました。
サネカズラ |
サルナシ(実) |
サルナシの実は美味しいですが、次のシキミの実は毒です。
シキミ(実) |
ジャコウソウ |
シロヨメナ |
ダイモンジソウ(蕾) |
ダイモンジソウ(蕾)拡大 |
自然研究路のダイモンジソウがもうすぐ咲きそうです。右の拡大写真を見ると、蕾が弾けそうで、中からピンク色が覗いています。
途中で会った人のお話では、女体山下のダイモンジソウは満開だそうです。
チヂミザサ |
ツクバトリカブト |
ツリバナ(実) |
テンニンソウ |
トキリマメ |
トネアザミ |
ノハラアザミ |
ヒキオコシ |
フクオウソウ |
ミズヒキ |
ミヤマウズラ |
ミヤマタニソバ |
モミジガサ |
ヤブマメ |
ヤマトグサ(刈られてしまった) |
ヤマハギ |
ヤマトグサが草刈りでバッサリ刈られてしまっています。
残ったのが来年元気に育つといいけど。
ユウガギク
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<出会った生き物たち>
カエル |
ホタルガ |
カエルが目の前を横切って岩の間に隠れてしまいました。でもギョロメがこちらを見ています。
アサギマダラ |
アサギマダラ |
帰ろうとしたら近くのアザミにアサギマダラが飛んできました。マクロレンズがセットしてあったカメラを取り出し、撮影してみました。通常花は絞り優先で撮影していますが、蝶は動きが激しいのでシャッター速度優先にして1/2,000秒で撮影しました。優雅なアサギマダラも大きくしてみると怖い顔をしています。
途中で会ったOさんから男の川コースでマムシを見たとの情報を戴きました。今頃になって活発になってくる様ですね。要注意です。
初秋の静かな筑波山でしたが、あまり人の通らない登山道には苦労しました。台風による枯れ枝をどかしながら、クモの巣を払いながらの歩行でした。踏み跡も不鮮明で、何度か道を探したり、藪状態になっている所も通過しました。まだ登りは汗をかきますが、休憩して風が来ると少し寒くなったけど予備の上着を出さずに我慢できました。
何人かの方(外国人の方も1名)と楽しいおしゃべりもできました。アレルギー物質は、自然研究路ですれ違った人に有りましたが、暫く息を止めたので大丈夫でした。
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