天気:曇り 気温:24℃(9:06 湯袋峠駐車場所にて)/27℃(14:45 同左)
所要時間:5時間30分(昼食、小休憩、花探索・撮影時間を含む)
総歩行距離:8.2km(谷沿いでGPS不安定の為にプラス誤差有り、上記条件にて)
台風18号の影響が出る前に急遽筑波山に行くことにしました。台風の後は林道や登山道が荒れていて大変です。今回のコースは暫く行っていない湯袋峠を起点として筑波高原キャンプ場までを往復するコースです。行きと帰りは異なるルートとし、行きは関東ふれあいの道(沢沿い)を通り、帰りは湯袋峠コース(尾根沿い)を戻ります。
<訂正記事>
2013.11.01 タチフウロの画像削除(ゲンノショウコと思われるため)
<湯袋峠の駐車スペース>
県道150号は道幅が狭いので、路上には駐車できません。1~2台停められる場所が数箇所左右に有ります。
<本日の行程>
・関東ふれあいの道は標識も有りハイキングコースレベルですが、岩の上を歩く所が滑りやすい。
・湯袋峠コースは国土地理院の地図に記載が有る登山道ですが、入口も含めて途中に案内標識等有りません。地図を用意し、各自の責任においてお願いします。人に出会う事が無く、道を尋ねたり万一の場合に救助を依頼する事が期待できません。携帯電話もほとんどの所で通じません。数箇所藪状態の所を歩いたり、急坂を下る所が有ります。また、登山道が不鮮明で道に迷う危険が有ります。逆に言えば、人手が入っておらず自然のままです。
つくし湖駐車場寄り道・・・水洗トイレ有り
↓車移動
湯袋峠の駐車スペース
↓以下徒歩
県道150号を真壁方面へ
↓
関東ふれあいの道
県道150号を真壁方面へ歩いてきました。
ここを左折し、関東ふれあいの道に入ります。
木の橋を渡ります。
前回来た時は、物凄い草ぼうぼうだったのですが、今回は草刈りされてきれいです。
↓
最初の分岐
橋を渡って間もなく、この標識を過ぎると、すぐに下の写真の様な分岐が有ります。
斜め右の道が広いですが、ここは直進して沢沿いを進みます。今は木が置いてあったり、山頂と書かれている右斜め方向は別の迷い道です。
後は道なりです。
沢を渡る部分では、飛び石が流されてしまっていた。防水の効いた登山靴では問題有りませんでした。
沢の流れが涼しげです。
ハコネサンショウウオの看板 |
いつもこの辺りを探しますが、ここでは見かけた事は有りません。
ずっと昔に加波山ではたくさんサンショウウオを見たことが有ります。
登山道 |
関東ふれあいの道の石板 |
昔懐かしい関東鉄道の真壁駅と酒寄駅の記載が有ります。今は廃線で、線路がサイクリングロードになっています。
倒木 |
下をくぐるか、跨ぐか微妙な高さです。
木の階段を登る |
石の階段を登る |
関東ふれあいの道の石板 |
先ほどの石板から900m歩いたことになります。
↓
林道
林道に出ました。
右の裏筑波野営場(筑波高原キャンプ場)方面へ
↓
筑波高原キャンプ場の広場で昼食/キャンプ場入口に水洗トイレ有り
↓
林道を引き返し、更に先へ進む
↓
湯袋峠コース入口
筑波山つつじヶ丘(東筑波ハイキングコース)分岐 |
チェーンの掛かっている林道がつつじヶ丘方面 |
湯袋峠コース入口 |
チェーンを右に見て通り過ぎ、すぐ左側に入口が有ります。ここから標識等全く有りません。
地図を用意し、各自の責任においてお願いします。人に出会う事が無く、道を尋ねたり万一の場合に救助を依頼する事が期待できません。携帯電話もほとんどの所で通じません。
この後、笹薮を通過。獣道?に騙されない様に進む。雨の後は、上半身までびしょ濡れになります。
↓
梯子を降り、林道を横切る
朽ちた梯子を降る |
林道反対側の登山道入口(藪状態) |
今日は誰も通っていない様で、油断するとクモの巣が顔にベッタリと貼りつきます。ステッキでクモの巣を払いながら進みます。
笹薮で踏み後が分かりにくい |
急坂を下る (写真は下ってから振返ったところ) |
カマドウマ |
前から妻の悲鳴が・・・肩に得体の知れない昆虫が止まり、顔の方に向って来たそうです。私が手で振り払ってメデタシメデタシ。
子供の頃に見たような記憶が有り、後で調べたらカマドウマ(別名:便所コオロギ)でした。
このコースはワイルドで、こんな物も出ます。
間もなく出口 |
Y字路を通過したところ(左側から来て振返る)。逆コースの場合はここを左側(尾根)へ、右は沢沿いで道が無くなる。
↓
県道150号
県道に出たら左折し駐車した場所に戻ります。
道幅が狭いので、車に要注意です。
↓
駐車スペースへ戻り
↓車移動
岩清水で水汲み後帰路へ・・・先に1台水汲み中で、私達が汲んでいるうちに次の車が来て待っていました。この水は生では飲めませんので要注意です。
<キツリフネ・ツリフネソウ/ツルリンドウ/ミヤマウズラ>
キツリフネ |
キツリフネ |
ツリフネソウ |
ツルリンドウ |
ツルリンドウ(薄紫) |
ツルリンドウ(白) |
ミヤマウズラ |
ミヤマウズラ |
ミヤマウズラ |
<その他出会えた花々>
イヌショウマ |
イヌトウバナ |
オオカモメヅル |
オオヒナノウスツボ |
オクモミジハグマ |
オトコエシ |
カシワバハグマ |
カナムグラ(雄花) |
カノツメソウ |
キクイモ |
キツネノボタン |
キツネノマゴ |
キバナアキギリ |
キンミズヒキ |
ゲンノショウコ |
シュウブンソウ |
シラヤマギク |
シロヨメナ |
ダイコンソウ |
センニンソウ |
タマブキ |
ダンドボロギク |
チヂミザサ |
ツクバネ(実) |
ツクバトリカブト |
ツユクサ |
ヌスビトハギ |
ネナシカズラ |
ネナシカズラ |
↑この白いの何だろう?と撮影しておいた写真。別の写真を拡大すると右の様にきれいなネナシカズラの花です。
花のあたりに葉は見えず、枯れた茎に花が咲いている様です。寄生植物ですが、種子は漢方薬だそうです。
ノダケ |
ノハラアザミ |
ノブキ |
ハシカグサ |
マツカゼソウ |
ママコノシリヌグイ |
ミズタマソウ |
ミズヒキ |
ミゾソバ |
モミジガサ |
ヤブタバコ |
ヤブマメ |
ヤマジノホトトギス |
ユウガギク |
久しぶりに通った関東ふれあいの道の脇には盗掘跡が目立ちました。今年の春に撮影した珍しい花もすっかり掘られてしまいました。来年は見られないかも。残念です。
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