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2013年9月2日月曜日

筑波山:トンボソウが終わり、ツルリンドウ、ツルニンジンが咲いていました

2013年9月2日(月)
天気:曇り後霧、後に雷雨 気温:22℃(9:45 筑波高原キャンプ場)/24℃(15:00 同左)
所要時間:4時間54分(昼食、小休憩、花探索・撮影時間を含む)
総歩行距離:7.2km

 暫く天気が不安定になる予報なので、天候が悪化する前に急遽筑波山に出かけることにしました。コースは、暫く通ってない日ハムや護摩壇、東筑波を回ります。護摩壇からは人の多いおたつ石コースを避けて、途中から沢を下ることにします。


<本日の行程>
筑波高原キャンプ場に駐車し出発 9:59
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林道
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日ハムC・・・霧が出始める
 ↓
尾根道・・・霧がひどくなる





















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中沢ケルン・・・休憩
 ↓
護摩壇先で昼食、沢を下る
サワガニ

この辺りの沢では時々サワガニを見かけます。













 ↓
ポンプ小屋

この先、道が分かりにくい。久しぶりに通ったら少し考えてしまった。
沢を左に見ながら行けば問題無かった。












 ↓
東筑波ハイキングコース
 ↓
つつじヶ丘手前で折り返し・・・アブが多い、しつこく追ってくる。虫除け効かず。
 ↓
東筑波ハイキングコース・・・雷が鳴り真っ暗で先の方の登山道が見えない、一度道迷い。
 ↓急いで林道に出る
林道・・・雨が降り始める
 ↓
筑波高原キャンプ場に戻り 14:54

道迷い注意・・・東筑波ハイキングコースは登山道が分かりにくい(あちこち道の様に見える)所が有ります。明るい時は、この様な所に設けられた標識が見えますが、今回の様に昼間でも雷雲が近づいて暗くなると役に立ちません。先が見通せないので、登山道がはっきりせず、ニセの道に入り込みました。地形の変化ですぐ気づいて戻りましたが、悪天候の場合や日が暮れてしまった場合は道迷いの危険があります。

アブの注意・・・私は虫除けスプレー、妻はそれプラス電子蚊取を持ってましたが、アブがしつこく寄って来ます。撮影で止まった時に私は指に止まって刺されてしまい、鋭い痛みが走りました。でも、暫くすると噛まれた跡は残ってますが、痛くも痒くもなくなりました。以前も何度か刺されましたが、直ぐに直ってしまいました。ひどく腫れたりショック症状になる人も居る様で体質による様です。
今までの経験から、アブは動いていれば刺さない様ですが、止まった途端に刺されます。

<出会えた花々>
アカネ
アケボノソウ(蕾)

イヌトウバナ






















アケボノソウの群生は草刈りで刈られてしまい、残った株が数少なく見られました。まだ蕾の状態でした。










ウバユリ(種)
オクモミジハグマ











ウリノキ(実)












オニドコロ(雌花)
オヤマボクチ























カシワバハグマ(蕾)
カノツメソウ























ガンクビソウ
キクイモ























キバナアキギリ
キンミズヒキ























クサコアカソ























クズ
ゲンノショウコ























サルナシ(実)
シロヨメナ










ダイコンソ












タマアジサイ












ツクバネ(実)
ツクバネソウ(実)























ツユクサ
ツリフネソウ










ツルアリドオシ(実)













ツルニンジン












ツルフジバカマ(鬼ヶ作林道にて)

林道を車でキャンプ場に向っている時に、妻が見つけた花です。















ツルリンドウ























トモエソウ
ナガバノコウヤボウキ























トンボソウの仲間
トンボソウの仲間























トンボソウの仲間②
トンボソウの仲間②























トンボソウの仲間③
トンボソウの仲間③





















トンボソウの仲間④

 トンボソウの仲間④























トンボソウの仲間(花後)
トンボソウの仲間(花後)





















トンボソウの仲間


トンボソウの仲間がたくさん見られました。
葉が1枚の物と2枚の物、葉が細い物と広いもの、2枚の葉の付き方が対性と片側に寄っている物、花柄の下に子葉が有るのと無いの、花の形も違う様で、名前を確定できませんでした。

これだけ暗いと写真もはっきりしませんが、デジカメの設定を限界の性能が出せる様に工夫するか、接写用のフラッシュやライトを使う必要が有ると思います。













ヌスビトハギ
ノササゲ























ノブキ
フクオウソウ(蕾)




















ヘクソカズラ


ボタンヅル






















マツカゼソウ

ミズタマソウ






















ミヤマウズラ
ミヤマウズラ























ミヤマウズラ
ミヤマウズラ






















モミジガサ
ヤブタバコ






















ヤマジノホトトギス

ユウガギク






















レイジンソウ(蕾)


 筑波山も、標高の高い所ではもうすぐレイジンソウが咲きそうで、秋らしくなってきました。




















 東筑波ハイキングコースでは、登山道の両側が草刈りの途中で、真新しく刈られた野草が見られました。この時期に刈られると秋の花は絶滅してしまいます。以前はアケボノソウの見事な群生が見られた所も、残った株が所々に見られる程度になってしまいました。

2 件のコメント:

  1. はじめまして、こんばんは
    いつも拝見させていただいています

    山野草が大好きで、5月に自然研究路を歩いて来て、又行ってみたいと思いました。

    初心者が歩いて自然の中で咲く花との出会いが多いコースはどこがいいでしょうか?

    教えていただけるとありがたいです
    よろしくお願いします

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    返信
    1. つたないブログをご覧戴き有難うございます。

      ご質問の件ですが、季節により野草が沢山見られるコースが異なります。また、筑波山の表側(つくば市側)と裏側(桜川市)側で気候や地形の関係で見られる野草が異なります。裏側は公共交通機関が無いので、要注意です。

      全般的にはこれからの季節、東筑波ハイキングコース(つつじヶ丘から筑波高原キャンプ場に至る)が花が多くなります。このコースは急な所も無く楽なコースですが、途中で登山道が分かりにくい所が有ります。初めて行かれる時は、経験者と行かれるのが無難でしょう。あまり人にも会わず道を尋ねるのも困難です。また、筑波高原キャンプ場からは公共交通機関が無く、同じ道を戻るかキャンプ場コースを女体山まで登り、そこからロープウェイで戻る(おたつ石コースを歩く事もできますが)必要が有ります。

      5月に行かれた自然研究路も、10月中旬頃には湿った岩の所にダイモンジソウが咲き乱れます。こちらも見逃せない場所です。

      特定の花を見たい様であれば、メールでお問い合わせ下さい。

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