外で作業中にお隣から何か飛んできたと思ったらこんな虫でした。ごま塩模様のカミキリ虫の様で、調べたら「ゴマダラカミキリ」でした。
ゴマダラカミキリ
この虫がリンゴの木に卵を産み付けると、芯を食い荒らして木が弱り、ひどくなると枯れてしまいます。庭のかなり大きくなったリンゴの木は、以前木くずが出るようになり、とうとう枯れてしまいました。
最初は原因が分かりませんでした。帰省をして名古屋市の東谷山に登った帰りにフルーツパークに寄った時、たまたまそこで園芸相談が有って、症状を話したらすぐにゴマダラカミキリにやられたという事が分かり、住友化学のガットサイドSを紹介され、そこで購入しました。¥1,200でしたが、これを茨城まで持ってくるのは大変でした。東谷山フルーツパークには、こんな南の方でもリンゴ園がありびっくりしました。
住友化学のガットサイドS
詳細はこちらのメーカーの資料を参照して下さい。灰色のドロッとした液体で、ペンキ塗りの刷毛でリンゴの木の幹や枝に塗りました。
直植えのリンゴの木
今年の5月5日にガットサイドSを塗ってからゴマダラカミキリの被害は出ていません。
今日はゴマダラカミキリの姿を見たので、もう一度重ね塗りをしました。
前回は原液のまま塗りましたが、少々固くて塗り辛かったので、今回は1.5倍に薄めて塗りました。
鉢植えのリンゴの木
右の写真がゴマダラカミキリが成虫となって抜け出た跡で、剪定をした時に塗る殺菌剤を塗ってあります。この後、台所のラップを巻いて保護します。
今年の5月には一番太かった枝の中を食われてしまい、おまけに根元もやられて花は咲かないし葉も落ちて枯れそうでした。しかし、このガットサイドSを真っ白になる位塗ったところ、葉がまた出てきて上の写真のように元気になってきました。今日は上塗りをしてゴマダラカミキリが卵を産み付けられない様にしました。カミキリにやられる前は、数個のリンゴが収穫出来ていたので、復活して欲しいところです。
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