2021年3月11日(木)
天気:晴れ 気温:+2℃(8:13 湯袋峠にて)/+12℃(13:34 同左)
総歩行距離:9.9km
今日は妻が一緒に行けませんが、家に一人籠っているとコレステロールが増えて危険なので、一人で山に登る事にします。湯袋峠に車を停めて、あえて急な登り坂の方から弁天山を目指します。弁天山は常磐百景で{石岡市}弁天山の山桜として紹介されており、「ここは吉野ではなく、八郷です」とも書かれています。まだ山桜の季節には早いのが残念です。弁天山の山桜は以下のリンクを参照して下さい。
https://sakuraibaraki.localinfo.jp/posts/8354512/
逆に行く場合は、ここが間違いやすいと思います。階段の方がハイキングコースです。
スギ花粉
杉の木が花粉で黄色くなっていました。数年前、車が花粉で黄色く変身していたことが有ります。
花粉はマスク無しで何とも有りません。
また、このルートはほとんど人に会わず、人から出るマイクロカプセルの破片が少ないので、微粒子と揮発性有機ガスを測定しながら歩き、同時に収集した微粒子を持ち帰ってから高性能の顕微鏡で撮影しました。測定の為に人がほとんど入り込まない所も歩いています。
<顕微鏡画像>山のきれいな空気でもこれらの物が飛んでいる
1,000倍を更に画像処理で拡大。これは私のリュックで肩のあたりに付けた特殊な両面テープにくっついた物で、この様な物が呼吸で吸い込まれていると思われます。
上の丸いのが直径30㎛のマイクロカプセル |
直径30㎛のマイクロカプセルの中から更に小さな(数㎛~1μm以下)膨大な数のカプセルが噴き出しています。
この小さなカプセルはPM2.5と言われている大きさで、我々の肺の奥深くまで入ってしまうと言われています。
この小さな粒の中には香料が入っていて、柔軟剤や洗剤の香りを長持ちさせるのに使われています。
粒の殻の部分は主にプラスチックで出来ていて、体に入った時にどうなるかは未解明です。
破裂して破れたマイクロカプセル |
破裂して破れたマイクロカプセルから小さな(数㎛~1μm以下)カプセルが放出されています。
これは上とは別の種類のメーカーか製品と思われます。粒の殻がポリウレタンやポリウレアというプラスチックだと、これが破裂すると微量ですがイソシアネートという猛毒のアレルギー物質(青酸ガスの数千倍の毒性)が発生して咳や頭痛、神経症状といった様々な症状が出ます。
<ハナネコノメ>
ハナネコノメ |
斜面のハナネコノメが満開になってきましたが、沢の中はまだでした。
ハナネコノメ |
ハナネコノメ(上と別の場所) |
こちらは開花が遅い別の場所のハナネコノメです。探してやっと開いているのを見つけました。
<コセリバオウレン>
コセリバオウレン |
花盛りになってきました。
コセリバオウレン(雄花) |
雄花が完全に開いてきました。
コセリバオウレン(両性花) |
両性花が多くなってきました。
完全な雌花はまだ見た事が有りません。
<その他出会えた花>
アオイスミレ |
オオイヌノフグリ |
カンスゲ |
ショカッサイ(外来生物) |
タチツボスミレ |
タネツケバナ |
トウゴクサバノオ |
ネコノメソウ |
ヒメオドリコソウ |
ミドリハコベ |
ミミガタテンナンショウ |
ニョキニョキ頭を出し始めました。
ムカゴネコノメソウ |
ヤマツツジ(狂い咲き) |
日当たりの良い所で咲いていました。
ユリワサビ |
ヨゴレネコノメ? |
GPSの累積距離が9.9kmで10kmにはちょっと満たなかったけれど、まだスタミナが残っていました。2018年に手術する前は、実家に帰った時は東海自然歩道を20km歩いたことも有るけどこの倍歩けるかな?今は腎機能が半分以下なのでマイペースで行きたいと思います。
おはようございます。コセリバオウレンのところでいろいろ教えていただいたものです。ありがとうございました。以前から時々このブログを拝見させていただいていました。我が家では柔軟剤は使わないのですが、」時々娘が使っています。お会いして具合は悪くならなかったですか。
返信削除ご心配有難うございます。以前お会いした時は大丈夫でした。
削除柔軟剤の臭いがしても大丈夫な時と、すれ違っただけで咳や頭痛になる時も有ります。成分によろものか、その時の体調によるものかはまだ分かりませんが、経験的に続けて暴露を受けると弱い様です。人によって或る有毒物質に対する耐性はずいぶん開きが有る様です。今話題になっている副作用も同じ要因と思われます。自慢では有りませんが、私はアブに差されても5分位で何処を刺されたか分からなくなり、アブの毒には強い様です。