ページ

2016年7月11日月曜日

初めての車中泊で貸し切りの三岩岳湿原巡り

2016年7月10日~7月11日
天気:晴れ(登山時)
気温:13℃(5:21 登山口にて)/27℃(15:00 登山口にて)
所要時間:8時間54分
総歩行距離:11.6km
標高差累積:約1,400m

 ハクサンコザクラを見に南会津の三岩岳山頂近くの湿原に行く予定でしたが、都合・天気予報が悪く遅くなってしまいました。例年ですとまだ大丈夫の様ですが、今年は季節の進行が早く残り花でも有ればと登ってみる事にしました。

 三岩岳は尾瀬の手前で混み合わずに静かな登山が楽しめる山ですが、山頂までは急な直登の連続で標高差も1,300m位有り日帰りは厳しく、以前2度途中で引き返した事が有ります。今回は、近くの道の駅で車中泊し、早朝から登山を開始し余裕を持つことで、何とか山頂近くの避難小屋までは行きたいと思います。

 結果は、山頂近くの湿原までたどり着き、湿原を3ヵ所巡ることが出来ましたが、残念ながらお目当てのハクサンコザクラはもう遅く跡形も有りませんでした。しかし、以前蕾でしか見られなかったアリドオシランの花や、実でしか見られなかったオオバタケシマランの花の写真をお土産にすることが出来ました。

過去2回三岩岳に行った時の投稿も参考にして下さい。
2015.08.19 三岩岳2,065m:日帰りで途中1,740m迄登る
2016.06.14 三岩岳国体コース(途中まで)と傾斜湿原 

<今回歩いたGPS記録>
今回歩いたGPS記録
この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである。

GPS記録の高度表示
<今回の行程>
前日 13:09 自宅発 気温32℃
 ↓
15:35着 「道の駅やいた」 31℃・・・建物内は柔軟剤臭がきつく入れず、外で休憩
15:53発
 ↓
16:22着 塩原の「みかえりの郷」で入浴・夕食→リンク
18:07発

 ↓
19:09着 道の駅 番屋で車中泊 18℃→リンク
 ↓
-------------------------------------
4:43発 道の駅 番屋を出発 14℃・・・連れは車中でタオルケット上下でも寒かったそう
 ↓車
5:21 登山口近くの駐車スペース着 13℃
5:48 スタート
黒桧沢ルートの閉鎖
登山口















急階段





























巨木
山頂方面




























 ↓
7:57 旧道分岐着(登山口から2:36)・・・休憩
旧道分岐の案内板




















8:10 旧道分岐スタート
山頂方面




















 ↓
10:33 湿原着
避難小屋下の湿原




















 ↓
10:43 避難小屋着(旧道分岐から2:33/コースタイム100分)
避難小屋



外のベンチで昼食・休憩

連れはもう限界とのことで、ここで下山開始。私は山頂に向かって次の湿原まで行ってみることに。






















11:09 三岩岳山頂方面の湿原
山頂方面の湿原

全く人に会わない登山道で、あまり連れと離れると熊でも出たら危険なので、山頂は諦めてここで折り返すことに。















 ↓
11:17 避難小屋
 ↓途中で連れを追い越し、傾斜湿原に寄り道
12:25 旧道分岐(避難小屋から1:18/コースタイム60分)
 ↓
12:42 傾斜湿原・・・このルートは閉鎖の為にここで折り返し
傾斜湿原




















 ↓
12:56 旧道分岐で連れと合流
 ↓
14:26 登山口着(旧道分岐から1:30)
 ↓付近を散策
14:42 駐車スペース着 27℃


<注目の花>
アリドオシラン
アリドオシラン

蕾は撮影出来ていたが、花は初めて























エゾノヨツバムグラ
エゾノヨツバムグラ(拡大)




























オオバタケシマラン
オオバタケシマラン(拡大)

実は撮影出来ていたが、花は初めて























ミヤマアカバナ
ミヤマアカバナ(拡大)




























<その他出会えた花々>
アブラツツジ(実)
イチヤクソウ




























イヌトウバナ
イヌツゲ(雄花)


イワウチワ(花後)
エゾアジサイ




















































オオバギボウシ
エンレイソウ(実)



























オオヤマフスマ

オオレイジンソウ



























オタカラコウ

オカトラノオ



























オヤマソバ
カラマツソウ


←オヤマソバは茎が紅色なのが特徴























カワラナデシコ
キンコウカ


























キソチドリ(拡大)
キソチドリ





























ギンリョウソウ
ゴゼンタチバナ




























サンカヨウ(実)
ショウジョウバカマ(花後)


















シャクジョウソウ


















シナノキンバイ
シロヒメホウキタケ(キノコ)



























スダヤクシュ
タケシマラン(実)




























タニギキョウ
タケニグサ




























チングルマ(綿毛)
ツクバネソウ



























ツバメオモト(実)

ツマトリソウ


























ツルアリドオシ





トリアシショウマ








ツルリンドウ




















ニョイスミレ
ネバリノギラン(蕾)



























ノウルシ(蕾)
ノギラン(蕾)



























ノリウツギ

ハクサンシャクナゲ



























ハナニガナ
ハナチダケサシ?



























ハナホウキタケ(キノコ)

ヒロハユキザサ(実)




























ホソバノキソチドリ
ホツツジ(蕾)




























マイヅルソウ
ミゾホオズキ




























ミツガシワ





















モミジカラマツ
ヤグルマソウ(花後)



























ヤナギタンポポ
ヤマアジサイ




























ヤチスギラン
ヤマトユキザサ
















ヨツバヒヨドリ


















 この後、近くの温泉にでも一泊して駒止湿原にも行こうとしたら、駒止湿原はまだ入山不可との事でした。徒歩での入山もできないとのこと。南会津町観光情報へ→リンク

 仕方がないので宮床湿原に行こうと考えましたが、今の季節はあまり花が期待できそうに無かったので、日帰り温泉でゆっくりしてから帰る事にしました。

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントは管理者が承認するまで表示されません。