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2016年6月14日火曜日

三岩岳国体コース(途中まで)と傾斜湿原

2016年6月14日(火)
天気:曇り一時小雨、一時晴れ間(山の不安定な天気でしたが、雷発生は無し)
気温:16℃(8:15 駐車スペースにて)/17℃(11:55 標高約1,500m地点にて)
所要時間:6時間48分(昼食、小休憩、撮影時間を含む。一部黒桧沢コースを含む)
総歩行距離:8.3km 累積標高差:約980m

 昨年の8月19日に日帰りで三岩岳に登った時にイワウチワやイワカガミ、ツバメオモト等の葉や実が見られたので、早い季節に登ってみることにしました。→昨年の投稿へリンク

 南会津湿原マップによると、三岩岳は山頂付近や避難小屋から窓明山の間に湿原が広がり、高山植物が多数見られそうです。また、途中の旧道分岐近くには傾斜湿原も有り、ここでも花が見られそうです。日帰りではきついコースですが、今回はできれば山頂付近の湿原まで登り、途中でギブアップした場合は途中の傾斜湿原に寄り道することにします。(結果、途中で連れがギブアップ。小雨も降ってきたので、標高1,500m付近で昼食にして折り返し、傾斜湿原に行くことに)

三ツ岩岳(みついわだけ)の案内は南会津町の観光案内を参照→リンク
登山ルートの詳細は「福島の山々、南西部、三岩岳(2065.0m)」→リンク

ご注意)小豆温泉登山口からの黒桧沢ルートは現在閉鎖となっています。
問い合わせ先:南会津町観光物産協会 伊南(いな)観光センター 0241-64-5711


<今回歩いたGPS記録>


この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである。


<本日の行程>
 自宅を前回より早く4時に出発しましたが、途中で工事の片側通行が3ヵ所も有り、結局前回とほとんど同じ時間の出発となってしまいました。
駐車スペースからコース入口方面

 正式な駐車場は尾瀬に向かって写真のスノーシェードに入って、途中左側に有ります。前回は手前の左側スペースに縦列で止めました。

 今回は橋手前の右側の広い所に停めました。先客が1台停まってました。

 スノーシェードに向かって歩いていくと、右側に次の写真の看板が有ります。

8:27出発


国体コース入口の看板


 国体コースの保太橋登山口の看板です。












黒桧沢ルートの閉鎖




急階段




























 入口には黒桧沢ルート閉鎖の注意書きが有ります。国体コースとの合流地点から逆に黒桧沢ルートを少し下りましたが、整備されておらず、倒木の枝を持ち上げて下をくぐる状態です。

 すぐに急階段が待ち構えています。標高差も有り尾根道直登の急傾斜のコースで、きちんと休憩を取りながら体力に気を付けて登ります。

 ↓
無線中継所を通過 8:52
無線中継所

 アンテナは木が茂って良く見えませんが、隙間から覗くとグランドプレーンアンテナでした。















登山道
残雪




























 
 ↓
旧道分岐 10:55(コースタイム110分/実績148分(2時間28分)
登山道案内図
黒桧沢ルート閉鎖























 ↓
避難小屋に向かう途中(標高約1,500m地点)で昼食11:53~12:15・折り返し
 ↓
旧道分岐から黒桧沢ルートを下る12:45~
 ↓
傾斜湿原で折り返し 13:12
 ↓
旧道分岐に戻る 13:30
 ↓
保太橋登山口15:11
 ↓
付近散策
 ↓
駐車スペース15:16


<出会えた花>
アギスミレ
アブラツツジ




















アヤメ
アヤメ(白花)

イチヤクソウ(蕾)
イワウチワ

イワウチワはもう終わっていて、やっと見つけた残り花です→




















イワナシ(実)
ウラジロヨウラク



























エゾリュウキンカ





























オオカメノキ
オオバギボウシ




























オオバミゾホオズキ
カラマツソウ(蕾)



























キソチドリ(拡大)
キソチドリ



























ギンリョウソウ
ギンラン(花後)


























コウリンタンポポ


シナノナデシコ























ショウジョウバカマ(花後)
タニウツギ



























タヌキラン
ツクバネソウ




























ツバメオモト
ツマトリソウ



























ナナカマド

ツルアリドオシ(蕾)




























ハナニガナ
フランスギク



























ベニサラサドウダン
マイヅルソウ




























マタタビ(雄花)・・・帰りの塩原温泉にて
ミネカエデ



























ミヤマシキミ(雄花)
モミジカラマツ




























ヤマツツジ
ヤマウルシ


























ヤマトユキザサ
リュウキンカ





























 2度目の三岩岳挑戦も山頂の湿原までたどり着きませんでした。標高差があるのでやはり日の出と共に登り始めるか、避難小屋泊まりでないと無理の様です。しかし、合成香料アレルギーの私は、柔軟剤臭に弱いので、臭いをさせている人と一緒になると避難小屋の外でビバークすることになります。

 今回も途中で会った一組の人の臭いで頭痛がしてきて、帰りの運転中にカーブを曲がる感覚がおかしくなったり、まばたきをすると黒い大きな物が見えたりと視神経がやられている症状がでました。幸い途中で休憩したら治ってきたので良かったですが。

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