2014年9月22日(月)
天気:曇り後晴れ 気温:19℃(8:45 花の入公園上部にて)/24℃(14:37 同左)
所要時間:5時間35分(道探し、昼食、小休憩、撮影時間を含む)
総歩行距離:6.8km(同上)
以前2月の花の無い時期に行った、花の入公園から燕山に登るコースに行ってみることにしました。ここは途中に有名な一枚岩が有り、桜川市の資料によると花の多い所の様ですので期待して出かけます。気温17℃の自宅をいつもより少し早く7時に出発します。
燕山(つばくろさん/つばめさん)標高 701m の紹介・・・ウィキペディア参照→
リンク
(注)ウィキペディアでは山頂まで車で登頂できると書かれていますが、一般車は途中で通行止です。→下記2013.02.20の投稿の中に林道の案内看板の写真が有りますので参照して下さい
桜川市観光ガイドの花の入公園案内→リンク
2013.02.20の投稿も参考にして下さい。同じコースを途中まで行きました。→リンク
<本日の行程>
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県道41号真壁方面からの目印看板 |
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県道から右斜めに入る |
花の入公園へ初めて行った時は、地図を見ても名前が出ないし行き方もいまいち分からなかったので、目印を写真に撮りました。
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花の入公園の看板 |
この道を道なりに行けば到着します。
花の入公園駐車場・・・水洗トイレ有り
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花の入公園入口 |
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駐車場とトイレ(水洗) |
公園入口の反対側が駐車場とトイレです。
最初に来た時は、ここに車を置いて林道を歩きましたが、2度目の林道の分岐近くに停められる所が有るので、そこまで車で行き時間を稼ぎます。
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二町滑滝(一枚岩)→ |
1度目の林道分岐です。
この案内板が見えたら右折します。
↓車移動
花の入公園上部の空地に駐車
<ご注意>今回の登りルートで、一枚岩の先は迷い易い所やロープ登りの岩場が有ります。また、国土地理院の地図に登山道の記載は有りません。下りは地図に記載が有るルートです。
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滑滝(一枚岩)入口→ |
以前はこの林道分岐の所に駐車出来たのですが、今はすごい藪になって無理でした。この先にもスペースが無いので、少し手前までバックして左の広い所に駐車しました。(ここも草の中に突っ込む感じですが)
この分岐(下の写真の案内が有る)を右へ行きます。もっと先まで車で行けますが、前に来た時は木がはみ出したりしていて車がキズだらけになるので、今回はここから歩きました。
歩いて行ってみたら、道は手入れされて行き止まりまで車で行ける状態でした。但し悪路です。
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滑滝(一枚岩)入口→ |
右折する所にある案内の拡大です。
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林道歩き
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林道歩き |
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林道終点 |
林道終点の手前に広い所が有り、Uターン出来そうです。
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登山道
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不動尊碑 |
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沢の中を歩く部分 |
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一枚岩
巨大な岩を水が滑るように流れています。ここで流しそうめんをしたら面白そうですが、衛生的にどうかな・・・
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沢渡り
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つるつるの沢 |
目の前につるつるの沢が現れ左に踏み跡が有り。踏み跡に沿って登って行く。しかし登るに従い急坂で道で無い雰囲気になる。
ここは元の沢に引き返し、良く見ると木の陰に沢を渡る為のロープが隠れてました。ここで16分のロス。
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ロープを頼りに沢渡り |
大きな傾斜の有るつるつるの岩で、見るからに滑ります。一歩一歩確認しながら慎重に渡ります。滑ってロープに全体重を預けたらどうなるか・・・
何とか二人とも無事通過しましたが、帰りは沢の上流で安全に渡れる所を探して渡りました。
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もう1ヶ所沢渡り |
こちらの沢は楽チンです。
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分岐
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天狗の踊り場を経て 燕山頂へ |
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間違えた踏み跡 |
←この標識に従い左折までは良かったが、真っ直ぐ続くはっきりした踏み跡に従い行くと、ものすごい急坂を上り、道が細くなり無くなる。この先に林道が有るはずだが、木につかまっていないと滑り落ちそうなので慎重に引き返す。戻って左を見ると、そちらにも踏み跡が有るのでそちらに行ってみるとリボンのマークが有り正解でした。ここで35分のロス。
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岩場が始まる |
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リボンマーク |
1ヶ所高さはそんなに無いですが、ロープを頼りに登る岩場が有りました
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林道
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林道-花の入公園 |
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林道反対側の燕山登山口 |
やっと林道に出ました。少し左に行くと林道反対側に燕山登山口が有りました。しかし、いきなりロープ登りです。道探し2ヶ所で1時間近くロスしたので、山頂での昼食予定でしたが、手前の岩場で昼食にします。
一時間近く予定より遅くなり途中で暗くなるといけないので、山頂は諦めここで下ることにします。同じ道を戻ると岩場下りになるので敬遠しルートは二つ、延々と楽な林道を歩くか、地図に載ってはいるが始めての道を通るかです。地図に載っている道を下る事にして加波山方面へ林道をGPSを確認しながら歩きます。
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林道歩き
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東飯田林道支線 |
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崩れた崖 |
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登山道入口
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入口の反対、山頂側の崖崩れ |
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滑滝(一枚岩)入口 |
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東飯田林道支線(自2) |
林道から登山道への入口が見つかりました。ここからは国土地理院の地図に記載されているので先ずは一安心です。
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上りの分岐と合流
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登りの道と合流(ふり返って見る) |
下りは登ってきた時の道と迷わないで合流できました。
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沢渡り(迂回)・・・帰りはつるつるの沢渡りは止めて踏み跡に従い上流の方へ行き渡りました
↓
登りと同じ道を下り駐車場所へ
<出会えた花>
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アキノキリンソウ |
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アキノタムラソウ |
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アケボノソウ |
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アケボノソウ |
こんな所にアケボノソウが咲いていました。筑波山のアケボノソウも咲いたかな?
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イヌコウジュ |
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オオバショウマ |
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オオバノトンボソウ(花後) |
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オクモミジハグマ |
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カシワバハグマ |
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カニコウモリ |
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ガンクビソウ |
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キツネノチャブクロ?(キノコ) |
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食べられそうなキノコで、調べたら幼いうちは食べられるそうですが、間違っていると怖いので写真だけです。
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キツネノマゴ |
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キバナアキギリ |
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キンミズヒキ |
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ゲンノショウコ |
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コウヤボウキ |
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コチヂミザサ |
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シュウブンソウ |
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サラシナショウマ(蕾) |
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シラヤマギク |
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シロヨメナ |
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ジャコウソウ |
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ススキ |
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センニンソウ |
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タマブキ |
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ツユクサ |
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ツルリンドウ(紫) |
ツルリンドウは、筑波山ではほとんど真っ白な物ばかりで紫のを探すのは苦労しますが、ここでは紫ばかりでした。
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ヌスビトハギ |
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ノササゲ |
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ノブキ |
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ハシカグサ |
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ハナタデ |
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ヒメジソ |
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ヒヨドリバナ |
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マツカゼソウ |
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ミズヒキ |
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ミツバアケビ(実) |
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ミヤマシキミ(実)有毒 |
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モミジガサ |
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ヤブタバコ |
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ヤブミョウガ(葉) |
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ヤマジノホトトギス |
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ヤマハギ |
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ルイヨウボタン?(実) |
この変わった葉と青い実は何だろう?と帰ってから調べたらルイヨウボタン?の様です。初めて見たのですが、花の時期でなくて残念です。
<その他出会った生物>
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ソウシチョウ |
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ニホンアマガエル |
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マユタテアカネ |
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ホタルガ |
↑赤くない赤トンボ?と思ったら、顔の特徴からマユタテアカネという種類でした。
以上です。筑波連山の燕山で、筑波山と見られる花も似ていますが、ツルリンドウは紫しか見られなかったし、筑波山ではまだ見ていないルイヨウボタンらしい物が見られたりと一部異なる所も有り、また機会があれば別の時期に今度は山頂まで行ってみたいと思います。
はじめまして、古河に在住しております。今週末23日に燕山ハイキングを計画していて記事を拝見しました。故郷の山とはいえ筑波山にしか登ったことなく、助けになりました。ありがとうございます。春先の植物に出合えればと考えています。もう、カタクリは終わったのでしょうか。このコース上で出会えそうな花々をご紹介ください。野のクマ
返信削除コメント有難うございました。残念ですが、私はカタクリの時期に行った事が無いので、カタクリについてお知らせすることが出来ません。登山道で会った人に聞いた所では、どこかカタクリの咲いている所が有ると聞いた事があります。標高の高い所に有ればまだカタクリは見られるかも知れません。桜川市の資料だと一枚岩の辺りは植物が多いと書いて有りますので、沢の辺りで注意して探すと見つかるかも知れません。しかし、ここもご他聞に漏れず珍しい花は盗掘で無くなっているそうです。
削除それから、このコースは道迷いの危険と滑落の危険が有りますので、注意して下さい。携帯もつながりません。沢を渡るロープが張って有る所は、左に巻き道が有ります。その先、「天狗の踊り場を経て燕山」の標識の先は「間違えた踏み後」に注意して下さい。左をよく見ると、大きな岩の左を回るルートが有ります。その先、天狗の踊り場は名前の様に岩場です慎重に。
それから、林道に出て、登山道に入る所が少し左に行くと2ヶ所有りますが、近い方は表示が無く急な登りです。先の方は小さな表示が有ったと思いますが、こちらは楽です。
途中に変な枝道が多いコースですので、迷ったら早めに引き返した方が良いです。自分の位置が分からなくなります。私はGPSを頼りに行った事が有ります。静かなコースで、私は5月連休に出来たら行こうかと考えています。お気をつけて楽しんで下さい。
早速ご返信ありがとうございます。コースの要注意箇所のご指摘ありがとうございます。山慣れしない家内と、山慣れした愛犬を連れてゆくので気を付けて行ってきます。
返信削除盗掘のことは心が痛みますね。人里に近いせいでしょうか、この山域をよく知っている人物の仕業なのでしょうね。
筑波山のカタクリを、酒寄からのコースの途中で見かけます。急登の階段があるあたりです。これも盗掘にやられているかな?さびしい話ですね。
ありがとうございました。次回の登攀記録を楽しみにしています。