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2013年4月9日火曜日

茨城県高萩市:イワウチワが満開の横根山、ヒメカタクリが満開のカタクリの郷

2019.04.05現地確認
入山禁止の入口閉鎖ロープは有りませんでした。「登山は自己責任です」という看板が途中に有り、危険個所のロープも以前より増えた気がします。

★ご注意★
横根山、都室山は現在入山禁止です。2015.02.23現在の情報
滑落事故が多発して救急隊が度々出動し、地主の方が入山禁止にしたそうです。
問い合わせ先:高萩市観光協会 TEL:0293-23-7316

2013年4月9日(火)
天気:晴れ一時曇り 気温:10℃(7:53 さくら公園駐車場)/20℃(13:48 同左)
総歩行距離:7.2km(GPSデータで横根山往復のみ。但し谷部でかなり+誤差有り)
所要時間:5時間24分(昼食、小休憩、散策とかなりの撮影時間を含む)

 妻が電話で問い合わせたら、イワウチワがもう見頃との事だったので、天候の回復を待って出かける事にしました。登山道の入口まで下見はしたが初めての所なので、自宅を早朝6時に出発して常磐道を高萩インターに向かいました。今日のメンバーは私達夫婦とSra.Yの3名です。

 <コンビニ>
 高萩インターからさくら公園の駐車場までNAVIの指示で来ると、途中にコンビニは有りません。少し遠回りをすると、セブンが2軒とファミマが1軒有りました。セブンイレブンの高萩インター店で昼食を調達しました。

<訂正記事>
2014.04.09 (誤)ハルトラノオ → (正)アブクマトラノオ 名称訂正
2015.02.23 湿原の名称訂正 (誤)沼尻湿原 → (正)沢尻湿原


<本日の行程>
①横根山登山・・・赤い線はGPSの軌跡で、多少の誤差が有りますが、今回通ったルートを示します。地図をクリックすると大きいサイズで表示します。


今回の登山道は国土地理院の地図に記載が有りません。
*この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたもので、それをカシミール3D、Excelで編集しました。

駐車場・・・朝早かったので、一番奥の橋の脇に駐車できました。
  ↓
さくら公園へ 8:06(時刻は写真を撮りながらゆっくり歩いたペースで、登山の参考にはなりません
もっと手前の駐車場から川を渡って対岸の登山道へ行くのが近いが、前々日の雨で増水し無理なので、橋を渡ってさくら公園の中から川沿いを下るルートに変更します。

橋を渡ると下の様な花貫さくら公園案内図と横根山1.7kmの標識が有ります。






















案内図の所を右にダムに向って行くと、水洗トイレが有ります。
登山道は左で、坂を登っていく途中に入口が有ります。


  ↓
登山道入口 8:18
















川沿いの道を下流に向かって進む
対岸が駐車場になっています。
川は増水していて、この前下見で渡った時とずいぶん様子が違います。

当初は横根山に行った後、ダム上流の名馬里ヶ淵(なめりがふち)を渡る計画でしたが、このぶんだと無理なので、同じ道を引き返す計画に変更します。







尾根伝いに登り


ここからは川を離れて尾根伝いに急な登りになり、少し行くとロープにつかまって登る急坂です。

やがて、登山道右側にイワウチワ出現 8:49
(ここまで撮影しながらなので、かなりのゆっくりペースです)












つつじヶ丘 9:19









ツツジが咲き始めました。


登山道の両脇はイワウチワの群生
イワウチワ












イワウチワの撮影に忙しくて、なかなか足が動きません。
一部散ったのも有りますが、まだ見頃です。
今年は標高の低い部分から高い部分まで一斉に咲いてしまった様です。

色のバリエーションが見られました。上の方の一部では白いのが見られ、途中ではピンクの濃いのも一部で見られました。
(後でまとめて記載します)



標識 10:07
















分岐標識 10:16










先ずは尻湿原を散策します。

沢尻湿原散策 10:20~10:55
ミズバショウ
ショウジョウバカマ























ショウジョウバカマは一番奥の左へ回った所の一角に固まって有りました。色の変化は後で記載。
カタクリ

カタクリはやっと見つけた1株です。





















  ↓
分岐標識に戻る
  ↓
横根山389m 11:13
山頂に有る電波反射板(裏側から)






















見晴の丘 11:40
山頂から少し行った所に見晴の丘が有ります。
残念ながら少し曇って海はよく分かりません。
風が冷たく吹いてきましたが、ここで昼食にします。












分岐標識 11:51
  ↓
来た道を戻る
  ↓
さくら公園トイレ 13:17
  ↓
駐車場 13:30着

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  ↓車移動
②花貫ダム見学 13:54
 ダムの上を歩いて見学する事が出来ます。(常時見学可能ではありません)
ダム上部から先の方を望む
この先は行き止まりでした
ダム上部から入口方面を望む















ダム湖
ダムの上から海が見える












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  ↓車移動
③ふるさと自然公園 14:17

係りの人からNHKの茨城版ニュースで紹介された姫カタクリが咲いている場所の案内が有ったので、早速行ってみる事にしました。

「NHK茨城県のニュース」より
高萩市の山あいでヒメカタクリが例年より1週間早く咲き始め見ごろを迎えています。 高萩市下君田にある「カタクリの郷」には広さ4000平方メートルの山の斜面におよそ10万株のヒメカタクリが自生しています。






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  ↓車移動
④かたくりの郷:高萩市下君田 15:03
受付(緑の郷コミュニティーセンター)
ここで入場券¥300を購入
カタクリの郷入口
小屋で係の人にチケットを見せて入ります












受付から道路を少し歩いてから山道に入ります。結構な坂です。受付の所に貸し出しの杖が置いてあった理由が分かりました。
カタクリの郷入口は午後4時で閉めるそうですが、お客さんがまだ訪れて来ます。
ヒメカタクリ
ヒメカタクリの群生











ヒメカタクリ












ヒメという名前が付いているので、もっと小さな物を予想していたのですが、筑波山のカタクリとそんなに違わない様な気がしました。


甘酒と漬物のサービス


緑の郷コミュニティーセンターで甘酒サービスが有るので、帰りに寄って休憩していきました。
麹の甘酒で美味しかった。お新香もサービスで箸が止まりませんね。

妻が食べたかった草餅とかは、午前中で売り切れたそうです。







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  ↓車移動
⑤名馬里ヶ淵(なめりがふち) 
 横根山からこちらに下って川を渡るルートが有りますが、今日は増水で渡るのは無理な状況でした。
川を渡る部分
足を取られる流れです
都室山登山口
川を渡って向い側に
帰りの方が楽だよう














対岸の登山道入口

名馬里ヶ淵














  ↓
  帰宅


<その他出会えた花々>場所の特記無きは、横根山への登山道で見られる花です
アセビ
イワウチワ(ピンク)












イワウチワ(白)
イワウチワ











イワウチワ
イワウチワ











カキドオシ
カタクリ(横根山)











キクザキイチゲ
キクザキイチゲ











キクザキイチゲは白色しか見かけませんでした。

コチャルメルソウ
コチャルメルソウ























コチャルメルソウは小さな花で、面白い形をしています。

ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ























シハイスミレ
タチツボスミレ











ツルリンドウの新芽
ニリンソウ












ネコノメソウ
ハナネコノメ














ハルトラノオ → アブクマトラノオ

ヒカゲスミレ














ミヤマウズラの葉











ミヤマシキミ(雄株)

ミヤマシキミ(雌株)











モミジイチゴ(名馬里ヶ淵)

ヤブコウジの実












ヤマブキ
ユキザサの蕾












ユリワサビ
















 横根山は思った以上にイワウチワがたくさん有り、 登山道の両脇が一面のお花畑で写真を取りまくりです。ロープをつかんで登る急坂の疲れも忘れてしまうほど見事でした。

2 件のコメント:

  1. シハイスミレはヒナスミレです(距と葉の形状が違います。また下弁の紫条も確認ください)ヒカゲスミレはマルバスミレです(花弁や紫条の違い、葉が丸い)

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  2. シハイスミレはヒナスミレです(先ず葉の形状が違います。距もシハイはホソッとしています)個人的にシハイスミレが茨城県北部で自生していたら嬉しいですね。
    ヒカゲスミレはマルバスミレです(ヒカゲは下弁の青筋が顕著です)

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