2013年4月23日(火)
天気:晴れ 気温:9℃(9:20 筑波高原キャンプ場にて)/11℃(14:23 自然研究路の東屋にて)
所要時間:約7時間(昼食、休憩、花探索・撮影時間を含む)
総歩行距離:10km(GPS)
まだ実物を見た事がない「ミドリニリンソウ」を探しに筑波山に行く事にしました。ニリンソウが群生している所を途中でお会いしたSr,Hも一緒に探し回りましたが見つからず諦めました。ところが、その後偶然妻が一輪見つけて、周りを良く見ると全部で五輪見つかりました。
また、変わったスミレも一箇所で見つかり、後ですみれに詳しい読者の方から送って頂いた資料で珍しいエイザンスミレとフモトスミレの自然交雑種「スルガキクバスミレ」であることが分かりました。
今回は観光用の白雲橋ルートを通りましたが、平日で人が少ないにも関わらず、 今流行の強烈な柔軟剤の香り(合成香料)がして咳が出てきました。御幸ヶ原に着く頃には頭痛もしてきましたが、駐車場へ戻る頃には直ったので良かった。最近は暫く息を止めてやり過ごしますが、女体山下の急な登りではすぐに息切れしてしまいます。アレルギー物質を登山道に持ち込むのは止めて欲しいものです。
<訂正記事>
2013.05.09 ヒメカジイチゴはニガイチゴの誤りの為に画像削除
<本日の行程>
酒寄より鬼ヶ作林道に入る
↓車
筑波高原キャンプ場に駐車
↓
仙郷林道
↓
日ハムCルート・・・
(注)ここからは案内板等無く、道迷いの危険有り
↓
尾根道
↓
中沢ケルン
↓
護摩壇
↓
女体山
↓
自然研究路南側
↓
坊主山(太郎山)・・・
(注)坊主山コースは案内板等無く、道迷いの危険が有り
↓
林道鬼ヶ作線・仙郷林道
↓
筑波高原キャンプ場に戻る
<ミドリニリンソウ>ニリンソウの変異体
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ミドリニリンソウ |
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ミドリニリンソウ |
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ミドリニリンソウ |
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ミドリニリンソウ |
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ミドリニリンソウとニリンソウ(手前) |
まだ完全に開いてはいませんでしたが、探し回ったミドリニリンソウが偶然見つかりラッキーでした。
<スルガキクバスミレ>エイザンスミレとフモトスミレの自然交雑種
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スルガキクバスミレ |
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スルガキクバスミレ |
エイザンスミレは気にかけて近くでは撮影していませんでしたが、フモトスミレはすぐ近くで撮影していました。
交雑の親たち(エイザンスミレは別の所で撮影した画像です)
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エイザンスミレ |
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フモトスミレ |
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フモトスミレ |
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エイザンスミレ |
<その他出会えた花々>
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アケビ |
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ミツバアケビ |
アケビやミツバアケビは花を探して下ばかり見ていて今まで見つかりませんでしたが、一度見つかると以外や以外、身近な所にも有りました。
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イワタバコの葉(越冬) |
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ウシハコベ |
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オトメスミレ |
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カタクリ |
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オトメスミレ(距が紫色) |
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キクザキイチゲ(白) |
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キクザキイチゲ(青) |
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キブシ(雄花) |
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キブシ(雌花) |
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クサボケ |
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クロモジ(雄花) |
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シキミ |
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シロバナナガバノスミレサイシン |
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セントウソウ |
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タチツボスミレ |
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チゴユリ |
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ツクバネソウ |
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ツルキンバイ |
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トウゴクサバノオ |
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ナガバノスミレサイシン |
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ニガイチゴ |
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ニリンソウ |
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ヒトリシズカ |
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フタバアオイ |
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マルバスミレ |
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ミヤマカタバミ |
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ミヤマシキミ(雄花) |
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ミヤマシキミ(雌花) |
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ムラサキケマン |
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モミジイチゴ |
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ヤマブキ |
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ヤマブキソウ |
ヤマブキは木の花で、ヤマブキソウは草の花です。
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ユリワサビ |
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ラショウモンカズラの蕾 |
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ワチガイソウ |
ラショウモンカズラの蕾が膨らんで、早い物はもうすぐ咲きそうです。
今までGPS受信機は途中で座標や高度を見たりするので、ほとんどウェストバッグに入れていました。今回のルートでは岩の陰となる様な場所ではブレが大きかった。受信機を入れる場所をリュックの方に変更してみたら、かなりきれいなデータが得られました。盗掘を防ぐ為に残念ながらデータは公開できませんが。ウェストバッグにはスマホやデジカメが入っており、こちらの影響も有るのかも知れませんし、アンテナの位置が高くなったメリットも有るかもしれません。やはりアンテナは高く、ノイズ源から遠ざけるのが一番の様です。
Fin
ミドリニリンソウが筑波山にあったのですか?
返信削除登った時は見かけませんでした。こちらでは開花前なので咲くのを待っています、種を蒔いたら芽が出てきました、咲くのは5年後とか。
コメント有難うございます。盗掘されてしまうので場所は書けませんが、筑波山の皆が通っている場所に一番たくさんのミドリニリンソウが有りました。今年初めて見つけましたが、目立ちにくいので、見つけるのは難しかったです。でも、一度見つかるとどんどん見える様になってきます。種から咲くのは楽しみですね。大切に育てて下さい。
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