天気:晴れ 気温11℃(9:12 筑波高原キャンプ場にて)
所要時間:5時間53分(林道散策は含まず。昼食、休憩、花探索と撮影時間を含む)
総歩行距離:11km(谷あいでGPS不安定な為に+誤差多い)
女の川に暫く行っていなかったので、久しぶりに行って見る事にしました。このコースではカタクリやニリンソウが多く見られます。気温14℃の自宅を7:30に出発し、私達夫婦とSra.Mの3名で桜川市の筑波高原キャンプ場に向います。
<道路・トイレ状況>
キャンプ場へは酒寄から林道に入りましたが、薬王院分岐を過ぎた所の道路がまた掘れて、ひどい悪路になっていました。私の車は車高が高いので平気ですが、普通の車は注意しないと底を擦る恐れがあります。キャンプ場の水洗トイレは使用できる様になっていました。
林道沼田新田酒寄線は「梅園で工事中この先通行止」の表示が有りましたが、行ってみたら片側通行の規制のみで通れました。(4/16現在)
ニリンソウは見頃で、カタクリは下の方は終わっていましたが、上の方はまだ見られました。
別の所では、ヒメハギやホタルカズラが咲いて、マイヅルソウも早いものはもうすぐ咲きそうでした。先日、筑波実験植物園でスミレの見分け方のセミナーを受講したので、スミレを重点的に調査し、別にまとめて記載しました。
<訂正記事>
2013.04.21 以下のすみれの名前を訂正。ご指摘戴いた方、有難うございました。
<本日の行程>
筑波高原キャンプ場に駐車
↓
女の川コース
注)このコースは案内板等有りません。沢の中を歩いたり道がはっきりしない所が有り、道に迷う危険が有ります。
女の川解説 |
途中に有るポンプ小屋 |
カタクリ群生 |
ニリンソウ群生 |
沢の上流部 |
沢の最上部 |
↓
キャンプ場コース合流
↓
女体山(昼食)
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キャンプ場コースを下る
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筑波高原キャンプ場散策
↓
駐車場
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車で移動しながら林道散策
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梅林散策
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帰宅
<出会えた花々(スミレ以外)アイウエオ順
ウラシマソウ |
アズマイチゲ |
エンレイソウ |
カキドオシ |
キクザキイチゲ(白) |
カタクリ |
キクザキイチゲ(紫) |
キクザキイチゲ(青) |
クロモジ |
サルトリイバラ |
ジュウニヒトエ |
セントウソウ |
ツクバキンモンソウ |
ツルネコノメ |
トウゴクサバノオ |
ニッコウネコノメ |
ニリンソウ(花びら5枚) |
ニリンソウ(花びら6枚) |
ニリンソウ(花びら8枚) |
ニリンソウ(花びら9枚) |
ハルトラノオ |
ヒトリシズカ |
ヒナワチガイソウ |
ヒメハギ |
フタバアオイ |
ホウチャクソウ |
ホタルカズラ |
マイヅルソウ(蕾) |
マルバコンロンソウ |
マイヅルソウもだいぶ蕾が大きくなっていました。昨年はマイヅルソウは花数が少なかったですが、今年は多いでしょうか?
ミヤマカタバミ |
ミツバアケビ |
ミヤマシキミ(雄株) |
ミヤマシキミ(雌株) |
モミジイチゴ |
ユキザサ(蕾) |
ユリワサビ |
<出会えたスミレ>アイウエオ順
(筑波実験植物園で受けたセミナーや「スミレハンドブック 文一総合出版」を参考に分類しましたが、スミレの分類は難しいので、もし誤りがあればご連絡戴けると助かります)
アオイスミレ |
ニオイタチツボスミレ |
ニオイタチツボスミレは花柄に
ビロード状の毛が有るのが
顕著な特徴。
タチツボスミレ |
エイザンスミレ |
オオタチツボスミレの葉は大きく、
柔らかく円みを帯び皺が有る感じ。
アカネスミレ |
スルガキクバスミレ?(エイザンxフモト) |
オカスミレは側弁基部には毛が有るが、 花がフモトスミレの特徴である
子房を含め他は無毛のものをいう。 側弁基部有毛を受け継いでいる。
アカネスミレは植物体全体に白い短い毛が密生。 手持ちの図鑑に無いので?に
子房にも毛が生えるのがよい特徴。 します。
タチツボスミレ |
マルバタチツボスミレ(タチツボxニオイタチツボ) |
ニオイタチツボスミレの特徴(花柄に
ビロード状の毛が有る、中心部が
白く抜ける)を受け継ぐ
ナガバノスミレサイシン |
ニオイタチツボスミレ |
フモトスミレ |
マルバスミレ |
以上、最後までおつきあい有難うございました。
通りすがりですが・・・ホントにすみれは同定に困ります。
返信削除アカフタチツボスミレ⇒ニオイタチツボスミレ
オオタチツボスミレ⇒タチツボスミレ
オカスミレ⇒アカネスミレ
オクタマスミレ⇒スルガキクバスミレ(エイザン×フモト)
最後の紫色タチツボスミレ⇒マルバタチツボスミレ(タチツボ×ニオイタチツボ)以上のように見えます。
貴重なご指摘有難うございました。元の画像(公開以外も含めて)を検討した結果、ご指摘の通りと思います。但し、スルガキクバスミレは資料が乏しいので?にします。スルガキクバスモレだとすると、筑波山では初めてとなる貴重な発見かもしれません。宜しければ同定の根拠を教えて戴けると助かります。
削除有難うございました。
近辺の状況からヒナスミレの生育はにおいません。エイザンとフモトはそちこちに見られます。決定的なのは距と下弁の紫条の形状です。オクタマスミレは両親の形状を引き継ぎ真っ直ぐなスジでスルガキクバスミレはフモトの形状を引き継いで網の目になっています。追文:高萩山と4月4日の筑波山でもすみれ名称の間違いがありました。
削除投稿の度に最後のイニシャル入力が失敗して投稿が嫌になります。
返信削除たまたま前回は成功した模様です。
近辺でヒナスミレを確認したことがありません。エイザンスミレとフモトスミレはそちこちで目に留まりますが・・・(>_<)
写真同定なので主様が一番詳しいと思います。花弁はフモトの形状を受け継いでいると思います。距と下弁のスジに注目してください。フモトスミレの形状を受け継ぎ網の目になっています。オクタマは両親の形状を受け継ぎほぼ真っ直ぐのスジが確認されます。4月4日の筑波山と高萩市でもすみれの名称が違います。