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2015年6月10日水曜日

三ツ峠:カモメラン、アツモリソウ、アオチドリ他

2015年6月10日(水)
天気:曇り 気温:12℃(7:25 県営駐車場にて)/20℃ 15:53 同左)
所要時間:8時間3分(昼食、小休憩、花探索・撮影時間を含む)
       →のんびり写真を撮りながらなので、登山のみの方には参考になりません
総歩行距離:9.4km(同上で同じ道の行き来有り)

 カモメランが見頃の三ツ峠に雨の降らない日を狙って登ることにしました。三ツ峠に登るコースはいろいろ有りますが、短時間で登れて楽な河口湖側からのルートで三ツ峠登山口バス停からのコースを登ることにします。昨年見過ごした白花のカモメランも探してみることにします。

 最近行った三ツ峠の投稿へのリンク
(右の「このブログを検索」の所に「三ツ峠」と入力しても出てきます)
2014.09.03 三ツ峠の開運山から清八林道まで秋の花を求めて
2014.06.16 三ツ峠山~御巣鷹山往復
2013.12.03 三ツ峠(木無山):母の白滝コースと河口浅間神社
2013.08.08 三ツ峠山~御巣鷹山往復:自生のレンゲショウマ

中央自動車道(富士吉田線)より見る富士山

 高速道路の走行中に助手席から6:52に撮影した富士山です。

 三ツ峠は気象条件さえ良ければ目の前に見事な富士山が望めますが、今日は天気予報が良くないので、条件の良い早朝に撮影しました。

 案の定、この後は雲に隠れて全然見えませんでした。










<本日の行程>
県営無料駐車場 7:39出発


















 ↓
公衆トイレ(水洗)


















三ツ峠案内板

 この地図には出ていませんが、三ツ峠山の山頂裏から御巣鷹山に向かう道が有ります。

 御巣鷹山の先(清八峠方面)は道が分かり難く時間も掛かるので、詳細な地図と装備が必要です。











 ↓
登山道
 ↓
ジープ道
 ↓
木無山からの道との合流点を木無山方面へ
 ↓
展望所(折り返し)・・・富士山は全く見えず
 ↓
三ツ峠山荘前
 ↓
公衆トイレ(水洗)・・・冬季は閉鎖になります
 ↓
四季楽園前
 ↓
電波反射板

 巨大な電波反射板前の急斜面を登ると山頂です。













三ツ峠山 1,785.2m 
三ツ峠山  1,785.2m
2011.11.13 撮影


















 山頂の石碑向こうには天気に恵まれると上の写真の様に見事な富士山が望めるのですが、今日は雲の中です。
 空いているとここで昼食ですが、今日は混み合っているので、御巣鷹山へ向かう途中で昼食にします。

 この後、山頂裏を下って御巣鷹山へ向かいます。
 御巣鷹山の山頂手前はお花畑です。


 ↓
御巣鷹山(折り返し)・・・山頂には電波塔が有るだけです
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四季楽園裏
 ↓
ジープ道
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県営無料駐車場 15:42着
-----車移動--------
天下茶屋・・・休憩、おみやげ購入
 ↓
猿の一団がお見送り

 


 天下茶屋から帰る途中で、猿の一団が道路を横断中でした。背中に赤ちゃん猿を乗せた親猿も居ましたが、撮影が間に合いませんでした。
















 ↓
帰宅


<カモメラン>
カモメラン
カモメラン


















 去年はやっと見つけたカモメランですが、今年はあちこちに。皆が行き来する登山道の足元にも・・・
皆さん気が付かずに通り過ぎて行きます。

 一度本物を見ると、その後は良く見つかる様になります。




カモメラン(拡大)
カモメラン





























<カモメラン(白花)>
カモメラン(白花)
カモメラン(白花)










カモメラン(白花・拡大)
カモメラン(白花)














































<アオチドリ>
アオチドリ
アオチドリ


目立たない花で、良く見てないと通り過ぎてしまいます。


















アオチドリ
アオチドリ(拡大)



拡大するとへびが舌を出した様な面白い形の花です。





















<アツモリソウ>
アツモリソウ(300mm望遠)
アツモリソウ(拡大)


←レンズを望遠に付け替えてもこの大きさです。

切り出し処理をしてやっと右の様に形が分かります。













アツモリソウ(300mm望遠)
アツモリソウ(拡大)

 こちらは距離は近いのですが、カメラマンへのいやがらせの様に枯れ枝が被せてあります。

 角度をいろいろ変えて、何とか隙間から撮影しました。


















<その他出会えた花々>・・・原則アイウエオ順です
アマドコロ
アミガサタケ?(きのこ)
























アヤメ
イチリンソウ(帰り道で撮影)




























ウラジロヨウラク
エンレイソウ(実)























エゾタチツボスミレ
エゾタチツボスミレ(白花)




























カナウツギ
キバナウツギ




























キバナノコマノツメ
ギンリョウソウ




























クサタチバナ
クサボケ




























クリンユキフデ
クリンユキフデ(拡大)
















 クリンユキフデ(九輪雪筆)はハルトラノオの仲間だそうです。花期は過ぎて種になっていましたが、何とか1枚花の写真が有りました。







クルバツクバネソウ(実)
クワガタソウ




























グンナイキンポウゲ
ササバギンラン




























サラサドウダン
シロバナヘビイチゴ




























シロフウリンツツジ
ツリバナ




























ツルキンバイ
ツルシロカネソウ




























トリガタハンショウヅル
ナツトウダイ


















←昨年はやっと見つけたトリガタハンショウヅルですが、今年はあちこちで見られました。








ナワシロイチゴ
ニッコウヒョウタンボク




























ノビネチドリ
ハナイカダ(実)























ヒメイズイ
ヒメバライチゴ




























ヒメムヨウラン
ヒメムヨウラン(拡大)





























ベニバナツクバネウツギ
ホソバノアマナ





























マイヅルソウ
マタタビ(葉)




























マルバウツギ
ミミガタテンナンショウ




























ミヤマカラマツ
ミヤマガマズミ




























ミヤマニガイチゴ
ミヤマハンショウヅル




























ムラサキツリガネツツジ
ヤグルマソウ




























ヤマオダマキ(蕾)

ヤマツツジ




























ヤマトユキザサ
ルイヨウボタン




























 やはり三ツ峠は花の種類が多くて良い所ですね。この後、宿を探して明日は黒岳に登る予定でしたが、晴れないみたいだし思った以上に疲れたので帰ることにしました。しかしこの判断が良かった。合成香料アレルギーの私は高速道路運転中に気分が悪くなり途中休んで何とか自宅にたどり着きましたが、次の日から2日間は体調不良でした。最近は強力な柔軟剤の香り(合成香料)で登山道も汚染されて、人に会うのが怖いです。

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