2015年6月29日(月)
天気:曇り→霧(林道より高い部分)→晴れ(下山時)
気温:17℃(6:52 花の入公園駐車場)/14℃(山頂付近で霧の時)→少し寒い
/25℃(15:25 花の入公園駐車場)
所要時間:8時間3分(昼食、休憩、花探索・撮影時間、途中2回のおしゃべりタイムを含む)
総歩行距離:12.3km(GPSのログ)
以前2回燕山の山頂を目指したのですが、道を探したりして2回共時間切れで途中で断念しました。今回は単独行で余裕を持つ必要も有るので、早朝5:26に18℃で曇りの自宅を出発して駐車場の花の入公園を目指します。燕山の山頂までのコースはほとんど人に会わないと思われるので、万一の時の装備も持参します。
<以前途中で断念した時の記録へのリンク>
2014年9月22日 花の入公園から燕山(つばくろさん/つばめさん)途中まで往復
2013年2月20日 茨城県桜川市:花の入公園から一枚石へ往復と裏筑波散策
<桜川市花の入公園の紹介>
桜川市観光ガイドを参照・・・
リンク
茨城県教育委員会の紹介ページ・・・
リンク
カーナビのマップコード 123 839 114
一般の地図に花の入公園が出ていないので、場所が分かり難いです。この投稿の一番下の場所:の右側をクリックすると、Googleの地図に駐車場の場所が表示されます。行き方は、
県道41号を右折(真壁方面からの場合)し、道なりに進むとすぐに到着します。
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吉田製材所の大きな看板が目印 |
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花の入公園の看板 |
県道から少し入った所に右写真の様な花の入公園の看板が出ていますが、県道からは目立ちません。→
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花の入公園入口 |
左に駐車場と水洗トイレ(良く清掃されていた)が有ります。
今回はこの駐車場に停めてここから歩きますが、まだ先まで車で行けます。
右側が下の写真の様な芝生の公園です。
奥にはつくば科学万博のタイパビリオンが移築されていて自由に見学できます。
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花の入公園 |
奥に子供の遊具が有ります。
東屋も有り、帰りに休憩しましたが、自然が豊か=すぐに蚊が寄ってきます。今は虫よけ対策が必要です。
道路を上がっていった所にはアジサイが沢山植えられていますが、自然のままになっています。
<本日の行程>
本日歩いたGPS軌跡・・・滑滝(一枚岩)辺りでは谷間で登りの時の座標がずれています
この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである。
注意:上記地図の赤字で分岐とコメントした部分の林道は、地図と実態が異なっています。2013年2月20日投稿の「林道東山花の入線」の看板写真を参照して下さい。
花の入公園 駐車場を徒歩で出発 7:05
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分岐地点に有る案内板 |
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最初の分岐(右へ) |
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2番目分岐手前の駐車スペース |
前回来た時はここに停めましたが、もっと草が生い茂っていて、藪に突っ込むという感じでした。
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2度目の右折と案内板 7:35 |
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滑滝(一枚岩)入口の案内 |
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右折した所の右側にも駐車可能 |
右折した右側にも1台突っ込める所が有ります。
この先まだ車で行けますが、道路に枝がせり出していたりして、車にキズが付くおそれが有ります。
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枝が張り出す |
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車はここまで、この先登山道 7:48 |
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小さな滝 |
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石碑 |
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沢の中を歩く |
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登山道に戻った所から |
1ヶ所登山道が崩れて、沢の中を歩く所が有ります。
距離は短いですが、滑りやすいので慎重に歩きました。
一枚岩 8:17
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滑滝(一枚岩) |
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滑滝(一枚岩) |
巨大な一枚岩を水が滑るように落ちていく、珍しい所です。
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ロープにつかまって沢渡り |
このコースで一番スリル満点の場所です。ロープにつかまってつるつるの大岩の沢を渡ります。
以前初めて2月に来た時は凍っていて、ロープにしがみついて氷の上を渡りました。
2回目に来た時に迂回路を見つけました。今回は一人で一眼レフのカメラもぶら下げているので、ここは通らず左へ登って上流側を渡ります。
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天狗の踊り場を経て燕山頂 |
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ここから岩場 |
登りは左折し天狗の踊り場方面から登り、下りはこの先直進した方から下ってきます。
天狗の踊り場 8:42
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岩場を通過 |
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岩場を通過 |
前回は、この先大きな岩をロープ1本で登る所を通ったのですが、今回はマークのリボンを良く見たら迂回路を通れました。
林道に出る 8:55
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林道-花の入公園 |
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林道に出た |
林道を少し花の入公園側(加波山と反対側)に歩くと燕山の登山口が有ります。前回はここに案内板が有ったのですが、今回は何も有りません。
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林道から燕山登山道に入る |
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リボンのマーク |
この先けっこう枝道が多く惑わされない様に注意が必要です。ここから関東ふれあいの道に合流するまでは、国土地理院の地図にも記載が無いルートです。私は詳細な地形図に尾根と谷を色分けし、緯度・経度目盛りを入れた地図を持参し、GPSで確認できる様にしています。
今日は林道から上は霧が深く、胸まで来るびしょ濡れの笹でシャツが濡れて少し寒くなりました。
関東ふれあいの道に出る 9:47
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関東ふれあいの道に出た |
←左の笹藪みたいな所から広い登山道に出てきた所です。
少し行くと関東ふれあいの道の標識が有りました。
勘だけで地図は見ないで迷わないで来られました。
燕(つばくろ)山 701m 9:52
燕(つばくろ)山 701m 山頂に着きました。
霧で視界も悪く休む所も無いので、もう少し加波山方面へ行くと休憩所が有るはずなので、そこで休憩することにします。
IBS茨城放送FMアンテナ
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アンテナ工事中で迂回 |
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IBS 茨城放送 i-fm |
アンテナの上の方は霧で見えません。
もうすぐ中波の放送がFMでも聴ける様になるみたいですが、その準備でしょうか。IBSにメールで問い合わせましたが、回答有りません。
アンテナらしきものが包装されていたので、どういう形式のアンテナかは不明でした。
朝日新聞に茨城放送のFM補完放送開始の記事が出ていました。2015.08.02追記
周波数:94.6MHz(ワイドバンドの受信機でないと受信できない)
放送開始:8月中旬
放送内容:AM放送(中波)と同じ内容
休憩所 10:00着
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休憩所の東屋 |
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関東ふれあいの道 コース略図 筑波連山縦走のみち |
朝早かったので、ここでおやつを食べて休憩です。
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NHKテレビ中継所 |
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NHKテレビ中継所 |
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加波山1.2km |
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建設省加波山無線中継所 |
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建設省加波山無線中継所
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広い道 |
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加波山神社・たばこ神社の標識 |
加波山神社 10:33
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加波山神社 |
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加波山頂 0.4KM |
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加波山神社案内図 |
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加波山神社拝殿 |
神社が沢山有り、この先が地図を見ても分からなかったのですが、右の様な案内図が狛犬の所に有ったので助かります。
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きつい登り |
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親宮本殿 |
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たばこ神社 |
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加波山神社本殿 |
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本宮本殿 |
こんなにお宮がいろいろ有ると、どれがどれだかこんがらがってきます。
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下り口の標識 11:42 |
この標識を見逃して先まで行ってしまいました。
GPSで位置を確認すると60m位行き過ぎている。この標識の所まで戻って下ります。
地図を見ると、ここで下らないと林道に出られない。
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林道 11:58
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林道まで下りてきた |
林道に出ました。地図を見ると、向こうは行き止まりで、手前の方は花の入公園まで行けます。
林道で戻るとずいぶん遠回りになるので、少し林道を歩いた後に地図に載っている登山道で近道します。
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東飯田(支)林道 |
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加波山登山道と交差 |
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林道右側が崩落した所 |
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滑滝(一枚岩)入口 12:46 |
林道の右側が崩落した所を過ぎると、左に登山道(国土地理院の地図に記載有り)が有ります。
この道を下ると、登ってきた道と途中で一緒になって一枚岩の方に戻っていきます。
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一枚岩 13:28
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花の入公園
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アジサイの路 |
帰りは車道の途中から両側にアジサイの咲く散策路を通って帰りました。
公園の東屋で休憩。しかし、暫くすると蚊が寄ってきて逃げ出す。
↓
駐車場に戻る 15:08
<出会えた花>・・・アイウエオ順
今回、新しく撮影できた花や実→シャクジョウソウ、ヒメコウゾ(実)、マタタビ
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アカショウマ |
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アメリカオニアザミ |
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イボタノキ |
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イワタバコ(葉) |
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ウツギ |
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ウツボグサ |
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ウマノアシガタ |
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オオジシバリ |
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オオバジャノヒゲ |
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オオバギボウシ |
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オオバノトンボソウ |
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オカトラノオ |
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カジイチゴ(実) |
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キッコウハグマ(花後) |
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キツネノボタン |
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クサアジサイ |
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コアジサイ(花後) |
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コナスビ |
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シャクジュウソウ |
←ぱっと見た時は、変わったギンリョウソウ?という感じでしたが、1茎多花のシャクジョウソウでした。
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タケニグサ |
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タチシオデ(実) |
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ツクバネ(雄花・花後) |
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ツクバネ(雌花) |
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ツルアリドオシ(雌花) |
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ナガバノハエドクソウ |
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ニワトコ(実) |
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ネジバナ |
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ネムノキ |
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ノアザミ? |
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ノギラン(蕾) |
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ノリウツギ |
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バイカツツジ |
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ヒメコウゾ(実) |
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マタタビ |
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マユミ(実) |
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ミヤマトウバナ |
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ムラサキシキブ |
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ヤブジラミ |
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ヤマアジサイ |
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ヤマハギ |
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ユキノシタ |
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ヨウシュヤマゴボウ |
今回、やっと燕山の山頂まで行けて、加波山も回ることができました。登山道の管理をして1日おきに登っている方にお話を聞く事が出来ました。今は花が少ない時期だそうですが、それでも新しい写真を3種撮影出来ました。ご多分にもれず、ここも盗掘や密漁が横行し、失われてしまった植物も有るそうです。また花の時期に登ってみたい山になりました。