天気:曇り後晴れ 気温:14℃(7:32 駒形登山口駐車場にて)/21℃(14:47 同左)
所要時間:6時間50分(昼食、休憩、花探索・撮影時間と柔軟剤回避時間含む)
途中で柔軟剤の臭いが消えるのを待ったりしたので参考になりません。
総歩行距離:10.2km(カッコソウの群生地を見る為に他の登山コースを少し下ったりしてます。
また、山の陰でGPSのずれによるプラス誤差が有ります)
妻が以前からカッコソウが見たいと言っていた、群馬県桐生市の鳴神山に行くことにしました。五月連休には見頃になった様ですが、テレビやラジオで紹介され混んでいると思われるので、混雑を避けて連休後の7日にしました。天気予報が芳しくありませんが、延期すると都合のつく日は見頃を過ぎてしまう様なのでSra.Yと私達夫婦の3名で早朝5時に出発しました。
鳴神山へのハイキングコースはいくつも有りますが、我々は写真撮影が多く時間が掛かるので、楽な駒形登山口から登るコースにしました。
カッコソウは、現在、世界でも鳴神山にだけ自生しているサクラソウ科の多年草です。
詳細は以下のリンク、NPO法人 北関東産官学研究会を参照して下さい。→リンク
<参考事項>
・カーナビマップコード:261 236 592
・駐車場:この時期は案内の方が居て、指示してくれました。
・トイレ:駒形登山口とその先にトイレは有りません。
駒形登山口手前の山に向かって左側に簡易トイレが有ります。右側にトイレの表示有り。
注意事項:この辺りは熊が生息している情報が有ります。カモシカも近くで見られたそうです。まむし注意の標識が途中に有ります。草むらでまむしかどうか確認できませんでしたが、へびに遭遇しました。
<訂正記事>
2015.05.23 ケタチツボスミレの画像を正しい物に入れ替え(ヒカゲスミレの画像だった)
ヒカゲスミレの画像を特徴のはっきりしている別の画像と入れ替え
<本日の行程>(注)コースタイムは私達のペースで全くあてになりません。
(登山道に漂う柔軟剤の臭いが消えるのをずっと待ったり、多数の写真撮影をしたのでこれより遅い人は居ないと思います)
以下の案内板も参照して下さい。下の地図には書かれていませんが、私達は肩の広場(神社の手前)→仁田山岳に登る道をとりましたが、こちらはかなり急で滑落の危険があります。肩の広場→桐生岳→仁田山岳のルートが標準です。
駒形登山口出発 7:44
↓
林道を歩く
↓
登山道入口 8:08
↓
中間点 9:09
↓
水場・休憩 9:19
生で飲めるそうですが、お腹を壊しやすい私は止めときました。
↓
第二石門 9:25
↓
肩の広場 10:15
↓
カッコソウ保護地① 10:20
ここは規模が小さく、あと左にも1株有りますが、見頃過ぎでした。
場所は肩の広場から大滝登山口方面へ少し下った所です。
↓
雷神岳神社 10:22
↓(このコースは急登で滑落の危険有り。通常は桐生岳→仁田山岳)
鳴神山・仁田山岳・・・私は人を避けてここで待つ 10:38
↓
鳴神山・桐生岳 980m 10:50
↓
鳴神山・仁田山岳・・・合流/早い昼食
↓
椚田峠 11:51
↓
カッコソウ保護地② 11:55
こちらが本命です。
大きな写真は下に有ります。
場所は椚(くぬぎ)田峠からコツナギ橋登山口方面へ少し下った所で、案内板が有るのですぐ分かります。
↓
椚田峠
↓
気持良い新緑の中を歩く
↓
チェーン 13:43
↓
赤柴登山口 13:44
↓
駒形登山口 14:34
<カッコソウ>
カッコソウ |
カッコソウ |
カッコソウ |
カッコソウ拡大 |
<ヒメイワカガミ>
ヒメイワカガミ |
ヒメイワカガミ |
ヒメイワカガミ |
ヒメイワカガミ |
<ヤマブキソウ>
ヤマブキソウ |
ヤマブキソウ |
ヤマブキソウ |
<スミレ類>
アカネスミレ |
アカネスミレ |
植物体全体に白い短い毛が密生。
オカスミレ |
オカスミレ |
アカネスミレの品種で、側弁基部には毛が有るが、子房を含め他は無毛。
オオタチツボスミレ |
オオタチツボスミレ |
距が白く、花の中心部が白く抜ける。
ケタチツボスミレ |
ケタチツボスミレ |
ニョイスミレ |
ニョイスミレ |
ヒカゲスミレ |
ヒカゲスミレ |
フイリフモトスミレ |
フイリフモトスミレ |
マルバスミレ |
マルバスミレ |
「ヒトツバエゾスミレ」か「ナルカミスミレ」 |
ナルカミスミレを探しましたが、もう花は終わっており、葉でしか確認できませんでした。
ヒトツバエゾスミレの純白の物をナルカミスミレと言います。
地元の方の話では、ナルカミスミレは盗掘で無くなってしまったそうです。
<その他出会えた花>
ウツギ/ヒメウツギ/ミツバウツギ
ウラシマソウ
ウリノキ(蕾)
ウワバミソウ(蕾)
カキドオシ
キュウリグサ
キケマン/ムラサキケマン
キツネアザミ(蕾)
キランソウ
クサノオウ
コゴメウツギ
コマユミ
コンロンソウ/ヒロハコンロンソウ
サルトリイバラ
サワハコベ
ショウジョウバカマ?
チゴユリ
ツルキンバイ
トウゴクサバノオ
ニリンソウ
ハハコグサ
ハルトラノオ
ヒイラギソウ
ヒゲネワチガイソウ
フジ/フジ(白)
フタリシズカ
ホウチャクソウ
ホソバノアマナ |
ホソバノアマナは、群馬県ではレッドデータブックに登録されていませんが、栃木県では絶滅危惧Ⅰ類(Aランク)に、その他多数の県で登録されています。
マムシグサ
ミヤマニガイチゴ
ムラサキサギゴケ
ヤブタビラコ
ヤブニンジン
ヤマツツジ
ヤマブキ
ユウゲショウ
ユキザサ
ユキノシタ(葉)
ラショウモンカズラ
ルイヨウボタン |
ルイヨウボタン(拡大) |
ワダソウ?(種になりかけ) |
レンゲショウマ(葉)
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レンゲショウマは鹿に食べられて減ってしまったので、保護の為の網を張る作業が行われていました。
鳴神山は沢山の花が有り、群馬県まで出かけた甲斐があって有意義な1日でした。また違う季節に訪れてみたいと思います。
合成香料アレルギーの私は、柔軟剤の香りを登山道にまき散らしながら来る人を避けましたが、それでも完全には避けられず、帰りの車運転中に体調が悪くなった。途中で休憩しながら帰り、運転に支障が出るほどにならなくて良かった。
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