天気:登りは曇り、下りは雨で麓は曇り
気温:25℃(7:17 地蔵堂と8:20 夕日の滝にて)/24℃(12:00 金時茶屋にて)
所要時間:8時間3分(昼食、休憩、花探索・撮影時間、登山道確認を含む)
総歩行距離:14.6km(同上の条件でGPS記録値)
今まで直前では全く取れなかった箱根の健保保養所が噴火レベル上昇の影響か空いているので、天気予報を見ながら予約リミットぎりぎりで予約し、一泊二日で出かけることにしました。箱根といえば神山・冠ヶ岳が花で有名ですが、現在は立入禁止なので、初日は少し離れた金時山に登って、保養所に泊まる事にします。二日目は離れていますが、前回行った時にまだ開花前で見られなかったギンバイソウを見に三頭山(東京都檜原都民の森)に行く計画です。
金時山は以前2度登っていますが、2回共公時神社(箱根町)から登るコースでしたので、今回は反対側(南足柄市)の地蔵堂、夕日の滝から登るコースにします。このコースは途中で分岐が有り、真っ直ぐ登っていくコースと真ん中辺りで足柄コースに合流するコースが有りますが、登りは真っ直ぐ登り、下りは足柄コースから途中に戻るコースを計画しました。しかし、途中で分岐が分からず結果として登りと下りが逆になってしまいました。
<以前金時山に登った時の記録へリンク>
2011.11.14 金時山・乙女峠、時の栖(ときのすみか)
2012.05.29 金時山・湿生花園
金時山周辺コース案内図(山頂に有る案内板です)
・今回のコースで駐車場とトイレは地蔵堂と夕日の滝に有ります。
・今回は初めてなので、地蔵堂に停めて夕日の滝まで歩くことにします。
地蔵堂の駐車場 マップコード:57 513 014
<訂正記事>
2015.08.08 レンゲショウマを削除(次の日の三頭山の画像が混入していました)
<本日の行程> このコースの注意点:枝道が多いので、標識の無い枝道には行かない
健脚コースなので、時間に余裕を持つこと
地蔵堂駐車場 7:31出発・・・駐車場・トイレ
公衆トイレ |
地蔵堂駐車場と遊具 |
地蔵堂バス時刻表(2015.07.28現在) |
地蔵堂 |
↓
金太郎の遺跡を見学
金太郎の遊び石 |
金太郎の遊び石解説 |
金太郎の生家跡 |
金太郎の生家跡 |
イノシシの皮 |
しし肉販売 |
この家は猟師さんなんでしょうね。一番右の子供のイノシシがちょっとかわいそう。
夕日の滝見学 7:54~8:22(地蔵堂からのコースタイム1.0km 15分)・・・駐車場・トイレ
夕日の滝 |
夕日の滝駐車場 |
金太郎の力水解説 |
金太郎の力水 |
浄水処理してあって安心して飲めるとのことで飲んでみましたが、余り冷たくなくて美味しく感じなかった。
夕日の滝 水洗トイレ |
歩き始め |
金時山130分 8:24 |
分岐を足柄峠方面へ 8:52(地蔵堂からのコースタイム35分)・・・ここで道を間違える
金時山110分 8:53 |
金時山 金時山 足柄峠 |
右の写真の所が分岐だったのですね。→
これは帰りに撮影した写真です。当初はここを左へ行かなければならなかった。でも、写真の様に左へ行くと川で行き止まりです。右へ行ってしまいました。帰りはこの左から戻ってきて、何とか川を渡りました。もう少し水量が増えると渡れません。
↓
9:14~9:32ルート探索(18分のロス)・・・この先に分岐が有ると思って枝道を探しました
↓
足柄コース合流 10:15(分岐からのコースタイム50分)・・・実績64分(ルート探索分差引)
金時山 60分 |
林道に出る
↓
車止めゲート 10:17
金時山 1.8km |
↑足柄峠からここまで車で来られる様です。
ここからも暫く林道歩き |
金時山40分/夕日の滝85分 |
10:59
猪鼻砦跡 |
よく読めない看板です。
本来は夕日の滝からここに出て来る予定でしたが、間違えて帰りに予定していたコースで登ってしまいました。
ここで温度計を見ると23.3℃でした。
ここから登山道 |
金時山30分 |
いよいよここから急な登り30分の始まりです。疲れたところにとどめの30分です。
11:13
鳥居をくぐる |
岩場の階段 |
こんな階段が12回(下を見る) |
シモツケソウを見ながら登る |
金時山 山頂 11:56(コースタイム30分のところ43分掛かった)
有料トイレ/金時茶屋で昼食・休憩
金時山 1,012m |
花豆入りかき氷 |
汗びっしょりでやっと山頂に到着しました。今日は景色は残念ながら何も見えません。金時茶屋で花豆入りかき氷を食べてオーバーヒートした体をまず冷やしてから、持参したおにぎりを食べます。入った時は茶屋は貸切状態でした。箱根山の小規模噴火の影響で林間学校や団体ツアーがキャンセルになって、お客さんが減っているそうです。合成香料アレルギーの私にとっては人が居ないのは幸いですが、お店にとっては大変ですね。
この後、茶屋の人の話では北向きに風が変わって雨になるということでしたが、間もなくその通りに雨が降り始め、雨具を着用しての下山となりました。
下山開始 12:41
↓
猪鼻峠跡/夕日の滝分岐 13:19~24(休憩・撮影)
夕日の滝 85分 |
下りの道 |
↓
見落とした分岐 14:56
この左側の沢を何とか渡ってきた所です。もう少し水量が増えたら登山靴では渡れません。
こちらから見ると、左は沢で行き止まり。当初の予定ではここを左に行って沢を渡らなければならなかったのですが・・・右も金時山と書いてあるので右へ行ってしまい、この先で左の道をさがしました。そうすると有るんですね、怪しげな分岐が、ちょっと行ったら怪しくなったので引き返しましたが、GPSも谷間で誤差が大きく、信用できずに元の道に戻りました。
↓
夕日の滝 15:06・・・猪鼻峠跡/夕日の滝分岐から82分(コースタイムは85分)
↓
地蔵堂駐車場に戻る 15:34
<出会えた花>
アオヤギソウ |
アカネ |
イヌトウバナ |
イワタバコ |
イワニンジン? |
ウツボグサ |
ウバユリ |
オオバギボウシ |
オオバジャノヒゲ |
オオバノトンボソウ |
オオヤマサギソウ |
オオヤマサギソウ(拡大) |
オカトラノオ |
オトギリソウ |
オトメアオイ |
オニドコロ |
オミナエシ |
カワラマツバ |
キカラスウリ |
キツネノボタン |
カラスウリもキカラスウリも夜に花が咲きます。カラスウリは朝になると花がしぼんでしまいますが、キカラスウリはこの様に昼間も開いたままです。
キバナノショウキラン(花後) |
キンミズヒキ |
ギンリョウソウ |
クサレダマ |
クモキリソウ(実) |
クルマバナ |
ケナツノタムラソウ(蕾) |
コウゾリナ |
コバギボウシ |
コマツナギ |
シオデ |
シシウド |
シモツケソウ |
シロバナイナモリソウ |
タケニグサ |
タニタデ(実) |
タマアジサイ |
チダケサシ |
ツチアケビ |
ツチアケビ(拡大) |
ツルボ |
テリハノイバラ |
トウバナ |
トチバニンジン |
ヌスビトハギ |
ネムノキ |
ノアザミ? |
ハエドクソウ |
バライチゴ |
ヒメヤブラン |
ヒヨドリバナ |
ヘクソカズラ |
ホタルブクロ |
マルバダケブキ |
マルバノイチヤクソウ(葉) |
ミズヒキ |
ムカゴイラクサ |
ムラサキニガナ |
モミジガサ(蕾) |
ヤブレガサ |
ヤマオダマキ |
ヤマホタルブクロ |
ヤマユリ |
ユウガギク |
沢山一面に咲いている花はあまり無かったですが、予想以上に種類は有りました。
地蔵堂から今日の宿に急ぎます。ところが、NAVIの経路確認をしなかったので、見事に噴火警戒の通行止めにぶち当たって、迂回するため大回りをするはめになりました。噴火警戒の通行止めがVICSに反映されていませんでした。
予定では温泉に入ってから夕食でしたが、時間が無くなり直ぐに夕食になりました。
15km近くも歩いた生ビールの美味しいこと。会席料理も完食です。
二日目(三頭山)に続く
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