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2014年2月4日火曜日

机の上で20年生き続けている阿寒湖のマリモ

 子供達が小学生だった93年の8月に家族で北海道旅行に行きました。その時阿寒湖のおみやげ屋さんで生きているマリモ(3個入り)を購入しました。

 買った時に、1週間に一度水道水を取り替える様に言われてその通りにしてきましたが、10年位前に雑菌が繁殖して一部が腐ってしまいました。大きな両端の2個は被害が少なかったのですが、それでも中心部が腐ってしまったので、中心部を取り除きました。元は後ろの3個が一つの瓶に入っていましたが、今は万一ダメになっても1個で済む様に、別々のジャムの瓶に入れています。

 中央の輪ゴムが掛かっているのは、両端と同じ位の大きさだったのですが、かなりの被害でした。ネットで調べた治療法で試してみました。マリモは海水でも生きられるので、2.5%の食塩水に入れて冷蔵庫に1週間入れて、無事生還しました。

 右手前の瓶の2個(1個は影になっている)は、子供が産まれた物です。藻で産まれるというのは変ですが、丸い親の藻からネコのしっぽの様なのが出てきて成長しました。そのうち、自然にへその緒が取れて、自立体になりました。

 自然のマリモが丸くなっているのは、湖底で転がっていて自然に丸くなるそうですが、瓶の中ではそういう力も働かないので、水交換の時に指で丸く形を整えています。

 その後雑菌にやられずにきていますが、気をつけている点は
①水を交換するだけでなく、瓶を良く洗います。特に暑いときは中にヌルヌルしたのが付いている時があります。

②マリモ本体も時々流水で洗い流してやります。この時、流しで流されても良いように、栓をしてから洗います。

③マリモは高温に弱く、35℃位で死んでしまうのを見たことがありますが、気温が37℃位になって水が温かくなったことも有りますが、生き延びています。特別気温の高いときは、水交換の頻度を増やしています。

 阿寒湖に展示されていた大きなマリモは、テニスボール位で確か200年と記憶しています。私は200年も生きたら妖怪ですので、誰か面倒見てくれるかな?



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