所要時間:2時間8分(園内見学のみ)
歩行距離:2.8km(GPS)
上野の東京都美術館でエル・グレコ展を見たついでに、妻と久しぶりに目黒駅近くの自然教育園に行ってみました。ここは、国立科学博物館付属の園で、「天然記念物及び史跡」に指定されているそうです。今から4~500年前の自然がそのまま残されて、都心でありながら武蔵野の雑木林に生育している野草類が見られる貴重な場所です。
園内の花はフクジュソウが満開で、セツブンソウやユキワリイチゲが咲き始めていました。野鳥もたくさん居ましたが、残念ながら私の遅いコンパクトデジカメではズームの間に皆逃げられてしまいました。
<咲いていた花>
セツブンソウ・・・咲き始め
まだ咲いている株は少ないですが、路傍植物園(園に入ってすぐ)と武蔵野植物園(一番奥の方)で見られます。
タマノカンアオイ・・・よく見ないと花は分かりません
花は探してやっと根元に見つかりました。
フクジュソウ・・・満開
満開ですが、まだ花芽も見られます。
ユキワリイチゲ・・・咲き始め
武蔵野植物園のエリアに葉が群生している所が数箇所有ります。まだ完全に開いているのは一輪しか無かったですが、一斉に咲いたら見事でしょう。
一輪だけ完全に開いていました |
<冬でも枯れない葉>
冬は他の植物が枯れているので、山に行ったときにこれらの枯れない葉を見つけて場所を覚えておき、咲く頃に訪れて花を確認すると見つけやすいです。
エビネの葉
サイハイランの葉
ショウジョウバカマの葉
<花後、実>
サカネカズラの実
見ごろ情報にはきれいな写真が載ってましたが 鳥に食べられてしまったか、やっと見つけた最後の1個です |
トラノオスズカケの花後
園内の解説板 クリックすると大きいサイズで表示 |
ムサシアブミの実
自然教育園の入口辺りでは外の道路工事の騒音が騒がしかったですが、奥に進むと騒音も消えて小川のせせらぎに変わり、これが都内かと思うほどの静けさでした。花の季節になるとエビネとかあちこちに見られそうで、また機会があれば訪れたいと思いました。
以上です。
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