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2014年7月4日金曜日

駒止湿原:サワラン(アサヒラン)、トキソウ他が見られました

一日目「馬坂峠から帝釈山・田代山湿原往復花巡り」から続く

2014年7月4日(金)
天気:曇り一時晴れ 気温:16℃(9:25 駒止湿原駐車場にて)/21℃(13:57 同左)
所要時間:約4時間半
      (コースタイムでは約3時間です。実績は、昼食20分、小休憩、多量の撮影時間を含む)
総歩行距離:約6km
      (GPSが電波干渉で不安定となり誤差大の為に、校正した万歩計値を使用)

 駒止湿原は今回で3回目(以前は、2009/06/16と2010/06/07)の訪問となります。
 標高1,000m~1,200mで、昨日の1,926mの田代山湿原より花の時期が進んでいると思われ、サワラン、トキソウも期待されます。

<桧枝岐温泉民宿での朝食>
近くの燧の湯で朝風呂(私はアレルギーで支障が出るといけないので遠慮した)に入った後は、朝食です。写真には無いですが、このあと焼きたての岩魚の干物が出ました。

 昨日お腹一杯で食べられなかった舞茸ご飯と白飯の両方を戴きました。

 泊まった民宿での朝食は6時からOKでしたので、ホテルや旅館の8時頃と違って、遠出するには便利です。

 昼食の時間が分からないので、弁当もお願いして作ってもらいました。これが大正解で、駒止湿原の水無谷地(一番遠くの湿原)でお昼となりました。



<本日の行程>
桧枝岐温泉
 ↓車移動
駒止湿原の四季(駐車場に有る案内板)






















天然記念物「駒止湿原」案内


















































南会津町側駐車場 9:42出発・・・トイレ有り(この先には無いので注意)
 今回、駐車場にはテントが張られ案内の方が居りましたので、ここで湿原の様子をお聞きし、「駒止湿原散策ガイドブック」¥300を購入しました。

 ↓行き      ↑帰り
クマ注意
大谷地       ↑
 ↓         ↑大谷地は一方通行の為、迂回
連絡道-----┘
 ↓↑
白樺谷地
 ↓↑
山間地の木道
 ↓↑
水無谷地・・・帰りに昼食(20分)
 ↓↑
昭和村側・・・折返し 12:24


*熊鈴を持ってくるのを忘れたので、ラジオを鳴らしながら行きます。雷検知器にもなります。

*大谷地は人影が有りますが、その先はほとんど人に会いません、林になると、ほんとに熊が出そうな雰囲気です。

*本物の熊は出ませんでしたが、熊の形をした雲が出ました。ちょうど駐車場に戻った頃から雨が降り始め、帰路は途中土砂降りの雨になりました。











<サワラン(アサヒラン)>

サワラン
サワラン




























サワラン
サワランとトキソウ





























<トキソウ>
トキソウの解説板





















トキソウ
トキソウ




























トキソウ
トキソウ






























トキソウ
トキソウ















  駐車場のテントで案内の方にサワランとトキソウの位置を伺ってから出発しましたが、実際行ってみると木道脇のあちこちに見られて、探すまでもありませんでした。











トキソウ
トキソウ





























<その他出会えた花>
ウラジロヨウラク
ウラジロヨウラク解説板





























オニタビラコ
オニノヤガラ






























クロヅル
ケナシハクサンシャクナゲ


















ゲンノショウコ
コナスビ
















サギスゲ

























 


ショウジョウバカマ(花後)
タテヤマリンドウ(種)




























ツルコケモモ
ツルコケモモ解説板





























ツルシキミ(実)
























ニッコウキスゲ
ニッコウキスゲ





























ノイバラ
ハナニガナ





























ヒオウギアヤメ
ヒオウギアヤメ




























ヒオウギアヤメ解説板
ヒオウギアヤメ(白)





























ヒカゲノカズラ
ヒメナツトウダイ

マルバモウセンゴケ
ミヤコグサ




























マタタビ(蕾)
ムラサキコマノツメ




















































ワタスゲ
ワタスゲ









ワタスゲ








ワタスゲ













 田代山湿原に続いて、こちらのワタスゲも見事です。


 誰も居ない一番奥の水無谷地で昼になってしまい、この一面のワタスゲを見ながら、民宿で作って貰った弁当を美味しく食べました。


 夜中は激しい雨でカメラに雨対策を施して行ったのですが、湿原は曇ったり晴れたりでした。ちょうど駐車場に戻ったら降り始めた状態で、雨具は使わずに済みました。
 また、サワランとトキソウは木道脇のあちこちで見られて写真を思う存分撮ることが出来ました。

 今回の一泊二日の旅は、民宿で珍しい物も食べられたし、お目当てのサワラン、トキソウも撮影出来て大満足の旅になりました。

 ただ、残念な事に、合成香料アレルギーの私は、木道ですれ違う人の柔軟剤の香りや宿の浴衣、シーツの香りにも悩まされました。
 こんな静かな所にも、柔軟剤のきつい香りが押し寄せてきて、木道ですれ違う時は数十メートルに渡って息を止めたり、宿では夜中に咳で目が覚め、浴衣を脱いで着替えたりしなければなりませんでした。近くの尾瀬も一度は行ってみたいですが、人が多いと柔軟剤に会うチャンスも増え、ひどい症状が予想され無理ですね。


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