2015年9月5日(土)
天気:曇り時々晴れ 気温:24℃(8:40 花の入公園駐車場にて)/27℃(16:04 同左)
所要時間:6時間50分(昼食、小休憩、花探索・撮影、滑沢渡り練習を含む)
総歩行距離:10.4km(一部の散策、登山道探しを含む)
標高差:601m(花の入公園駐車場スタート)
秋の長雨の晴れ間に燕山へ滑滝登りの練習に行くことにしました。途中に一枚岩と言われる滑滝があり、1ヶ所滝を横切る所が有ります。
駐車場は桜川市の「花の入公園」を利用しました。花の入公園の詳細は桜川市観光協会のページを参照して下さい。→
リンク
カーナビのマップコード:123839114
花の入公園の場所は一般の地図に無く、分かり辛いので以下の投稿も参考にして下さい。
過去の投稿へは以下からリンク出来ます。
2015.06.29 花の入公園から燕(つばくろ)山・加波山
2014.09.22 花の入公園から燕山(つばくろさん/つばめさん)途中まで往復
2013.02.20 茨城県桜川市:花の入公園から一枚石へ往復と裏筑波散策
<本日の行程>・・・注)途中滑りやすい岩、滑落の危険、道迷いの危険が有ります
今回歩いたコースのGPS記録
この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである。
花の入公園駐車場に駐車し出発 8:57
←時間は私達ののんびりペースです
この先、途中までは車でも行けますが、私達はここから歩きます。
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花の入公園 |
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駐車場とトイレ(水洗) |
先客は土曜でも2台のみでした。
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林道 東山花の入線を歩く
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林道 案内看板 |
一枚岩に向かって舗装された林道を登っていきます。(左の地図の青い線)
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上の案内板で、緑の線の方へ1回目の右折します。 9:19 9:29
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林道右折1回目 |
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林道右折2回目 |
上の案内板では直進になっていますが、実際には右の案内板の所を一枚岩方面へ2回目の右折です。→
このまま直進してしまうと車は途中で通行止めになります。
車の時この先まだ行けますが、悪路で木の枝が張り出したりしています。2回目の右折直前の左側と右折直後の右側2ヶ所に駐車スペースが有るので、そこに停めるのが無難です。
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車行き止まり 9:40 |
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ここから登山道 9:43 |
↑枝にこすっても良ければ車はここまで入れます。まだ右の写真の所まで行けますが、Uターン出来ません。
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小さな滝 9:58 |
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不動尊 9:59 |
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沢の中を歩く 10:03 |
1ヶ所短いですが沢の中を歩く所が有ります。最近雨が多いので心配でしたが、水量はいつもと変わりませんでした。
滑り易いので慎重に通過します。左側に巻き道が有る様ですが、そちらの方が危険そうなので止めときます。
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一枚岩(滑滝) |
巨大な一枚岩を滑るように水が流れていく珍しい景色です。
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滑滝 10:10 |
左の写真は帰りに下に下りて撮影したもので、登山道から見ると右の様です。
この先、左側の滑滝を渡る所が有ります。
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滑滝渡り 10:24 |
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滑滝渡り |
ロープにつかまって滑滝を渡ります。足掛かりが無く良く滑ります。
今回、登山靴に付ける滑り止めのわらじを作ってきたので、それを付けて渡ってみます。
二人とも無事滑らずに渡りました。また、上流側に踏み跡をたどると、平らな所で渡れる所が有るので、自信の無い人はそちらを渡った方が良いです。
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登山道分岐 10:42
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天狗の踊り場分岐 |
「天狗の踊り場を経て燕山頂」という案内板が有ります。
直進しても同じ林道に出ますが、燕山の登山口はかなり遠くなるので、登りは左の天狗の踊り場方面へ行きます。
帰りは天狗の踊り場を下るのはきついので、林道を歩いて直進方向から下ってきます。
途中で大きな岩にぶち当たり、右に登山道が登って行っている様に見える所がありますが、ずっと登っていくとやがて藪になります。岩の左を巻いて一旦下る道があるので、そちらが本物です。今回も騙されて右に行ってしまい、すぐに引き返しました。
帰りにお会いした方は、ここで行き詰って林道からの燕山登山口が分からなかったそうです。
一旦少し下ってから登りになると、いよいよ岩場「天狗の踊り場」です。
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天狗の踊り場 11:03
バランスを崩さない様に気をつけて通過します。最後にロープで登る所が左に見えますが、そのまま直進すると、少し回り道ですがロープ登りをしないで行けます。
この部分を過ぎるとすぐに林道に出ます。林道を左に行くと、すぐに登山口が2ヶ所有ります。
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林道
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燕山登山道入口 11:19
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燕山登山口1 |
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燕山登山口2 |
林道に出て左へ少し行くと、登山口と書かれた案内板とロープが見えます。ここから登っても良いのですが、急坂でロープで登ります。(今回はこちらを登った)
もう少し先に右写真の様な踏み跡が有るので、そこから登ると楽です。ロープの所と途中で一緒になります。
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テーブルピーク? 11:57 |
途中に有る、かすれて読めない案内板。「テーブルピーク」と書いてある様です。
登ったり下ったりで、最後の頃はけっこう急な登りです。
まだ着かないの・・・
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関東ふれあいの道に出た所 12:11 |
やっと関東ふれあいの道に出ました。
加波山方面(右折)へ行きます。
標識が無いので、帰りの下山口を覚えておきます。
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加波山1.4KM |
加波山1.4KMの標識を過ぎるとすぐに燕山701m山頂に到着です。 12:15
眺望は有りませんし、何も無い所です。
ここまでの所要時間は3時間18分(道探し、休憩、撮影時間等を含む)
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i-fmのアンテナを見ながら昼食 12:18~12:39
この先東屋が有り昼食に適していますが、ちょっと遠いので、i-fmの送信所辺りで昼食にします。
アンテナは3素子八木の6段スタックの様です。
風が強くて、最後の急坂で汗びっしょりになったのが少し寒くなりました。
今日は時間が無いので、ここで折り返します。
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燕山 12:42
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林道まで同じ道を折り返し
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林道を加波山方面へ歩く
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滑滝(一枚岩)入口 |
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山頂側の崖崩れ |
加波山方面へ歩いて行くと、山頂側の崖崩れで2ヶ所目の反対側辺りに登山道入口が有ります。
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天狗の踊り場分岐と合流
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登りと同じ道
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花の入公園駐車場着 15:48(燕山山頂から3時間6分/休憩・林道散策と撮影時間等を含む)
<出会えた花々>
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アキノタムラソウ |
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アケボノソウ(蕾) |
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イケマ? |
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イタドリ |
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イヌコウジュ |
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イヌコウジュ(拡大) |
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オオニシキソウ |
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オオニシキソウ(拡大) |
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オトコエシ |
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オニドコロ |
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カタバミ |
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ガンクビソウ |
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キクイモ |
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キツネノボタン |
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キツネノマゴ |
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キンミズヒキ |
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クサギ |
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クズ |
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クルマバナ |
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クルマバナ(拡大) |
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ゲンノショウコ |
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コアカソ |
コアカソは葉っぱの先端に注目→
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ジャコウソウ
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コウヤボウキ |
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ナガバノコウヤボウキ
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センニンソウ |
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タマブキ |
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ダイコンソウ |
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ツクバネ(実)
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チヂミザサ |
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ケチヂミザサ |
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ツルアリドオシ(実) |
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トウカエデ(実)
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ツユクサ |
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シロバナツユクサ
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トキリマメ |
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トンボソウ(実) |
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ヌスビトハギ |
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ネコハギ |
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ネジバナ |
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ネバリノギラン |
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ノブキ |
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ハエドクソウ |
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ヒメジソ |
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ヒメジソ(拡大) |
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シラゲヒメジソ
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シラゲヒメジソ(拡大)
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ヒヨドリバナ |
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ヘクソカズラ |
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ホソバアキノゲシ |
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マツカゼソウ
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ミゾホオズキ |
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メドハギ
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ミヤマウズラ |
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ミヤマウズラ(拡大) |
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モミジガサ |
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ヤブデマリ(実) |
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モミジハグマ |
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ヤブニンジン |
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ヤマジノホトトギス |
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ヤマハギ |
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ユウガギク |
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ワレモコウ |
珍しい花は発見できませんでしたが、花の種類は思ったより多かった。つるつるの滑滝をロープで渡る所は、自作のわらじが効果有ったので、役に立ちそうである。途中でお会いした方はシュロ縄を登山靴に巻いた事があるそうで、この上にあのガリガリ食い込みそうなシュロ縄を巻いたらもっと安定するかも知れない、滑滝登りの本番にはシュロ縄も準備して試してみよう。
はじめまして、LOOPと申します。
返信削除i-fmの加波山中継局の貴重な画像、拝見いたしました。
この書き込みへのリンクを当方のブログに貼らせていただいてよろしいでしょうか。
よろしくお願いいたします。
LOOPさん、コメント有難うございます。管理人です。
削除リンク結構ですので、宜しくお願いします。i-fmはこちら茨城県南部ではボケットラジオではぎりぎり受信できる状況です。私は無線技術者の免許を持っているので、新しい山に行くと、いつもアンテナの写真を撮影します。
TOMTOM様
削除早速、ありがとうございます。 私は1陸特です、よろしくお願いいたします。
画像では3方向の3エレ八木が見えますが、鉄塔に隠れて見えない方向にも
八木があって4方向なのでしょうか?
隠れた側にも有ったか、申し訳ないですが覚えていません。角度を変えて撮れば良かったのですが、この1枚しか無く、画像では確認出来ませんでした。
削除それから、画像を拡大して見直したら、スタックの段数が方向により違いました。画像の左方向が4段、手前と右が6段でした。サービスエリアの関係で、放射電力を方向により変えています。
この写真は、加波山側から燕山方向に向かって撮影しています。また機会がありましたら、撮影したいと思います。アンテナの件で茨城放送にメールで問い合わせたら無しのつぶてです。
そうですね、画像をよく見ますと左方向が4段なんですね。
返信削除ありがとうございます。
大変参考になりました。2021,12,4日に行ってきました。案内板等は朽ち果てておりましたが、地図を頼りに無事、制覇できました。ありがとうございました。(^^)/
返信削除お役にたてて良かったです。この辺りは狩猟期間中は猟犬や猟銃持っている人が居ます。イノシシ狩りの人たちです。先日は近道しようとしたら、大きなイノシシに威嚇されて、遠回りしました。お気をつけください。
削除