ページ

2011年12月5日月曜日

大子町の生瀬富士・立神山から生瀬滝へ:残り紅葉と袋田の滝を足元に見下ろす絶景

2011年12月5日(月) 晴れ 気温3度(8:30駐車場到着時)/9度(16:15駐車場出発時)
所要時間:約7時間(小休憩、昼食、道探査を含みます)
総歩行距離:約13km(GPS不安定のプラス誤差、道探査の歩行を含む)

 自宅を6時半に出発して袋田の滝手前の町営第1駐車場(無料で水洗トイレ有り)に車を止めました。駐車場の手前、滝に向かって左側に生瀬富士登山口の入口が有ります。
 生瀬富士までは標識が整備されていて迷う事は無いと思いますが、頂上近くで一箇所鎖場を登らないと迂回路が有りませんでした。また、ロープをつかんで登る急坂が多いので、滑り止め手袋が必携です。
 生瀬富士の先は「かずま」の標識から滝本の方へ下るのが無難です。その先、生瀬滝上部が水量が多いと渡れませんので、ぐるっと迂回して3箇所橋を渡って対岸に行く事になります。
 また、生瀬滝上部を渡り生瀬滝の横まで行けても、そこから袋田の滝に抜けるハイキングコースは道がくずれてよく分かりません。

<訂正記事>
2011.12.14 大子町観光協会の情報を追記(メールで問い合わせ、電話と資料送付で回答)
2012.01.12 ヒメヤブランの実 → ジャノヒゲの実 に名称訂正

<今回歩いたルート>

GPSの軌跡です。



大子町観光課のハイキングマップへのリンクはこちら

残念ながら生瀬富士は記載されていません。
また、生瀬滝ルート封鎖の件はHPに記載が有りません。







月居山ハイキングコース地図 2011.12.14追記

大子町観光協会から送って貰ったハイキングコース詳細です。図をクリックすると大きなサイズで表示します。
この他に、同じ地図に箕輪・袋田・鷹の巣山のコースも表示されています。
また、別の地図
・男体山・湯沢峡ハイキングコース
・八溝山・大神宮山ハイキングコース
も同封されていました。
モデルコースとか所要時間も記載されています。

但し、左に添付した地図も含めてこれらの地図は「お試し版・ご意見募集中」のレベルになっています。

必要な方は大子町観光協会に問い合わせされると良いと思います。



月居山ハイキングコースの通行禁止区域(2011.12.11問い合わせの情報)
崩落のため通行禁止となっているルートが記載されています。
この情報は更新しませんので、最新情報が必要な方は大子町観光協会に確認して下さい。HPには記載せず、個別に対応しているそうです。
また、崩落が有るが封鎖はされていない為、立ち入る事はできてしまうそうです。

今回引き返したルートの生瀬滝上流から川沿いに生瀬滝に至るルートは、封鎖になっています。但し、行こうと思えば行けてしまいます。その後、生瀬滝の横から袋田の滝からのルートにつながる道は地図に有りません。ただ、踏み跡が有り、笹が刈られた所も有りますが、寸断された感じで危険で引き返しました。







町営第1駐車場(滝に向かって右側)無料です
一番下の「場所」をクリックすると地図に駐車場の場所が表示されます。
バキュームカーの編隊(6台)が来ましたが、水洗トイレです。

田舎の香水のにおいがたちこめてきました。
早く行こう・・・









町営第1駐車場手前の反対側に有る登山道入口          生瀬富士登山道入口の標識















ここから山道の方(右側)へ入ります










上は生瀬中学校の皆さんが整備してくれている標識です。





登山道の倒木
何箇所か倒木が有りましたが、跨いだり潜ったりして通れます。














木に巻いたテープに書かれた行き先















リボンの目印















こんな標識も有ります















最初の頃の登山道















もみじの紅葉















登山道らしく急になり、ロープにつかまって登る
滑り止めの付いた手袋が必要














立神集落分岐
真っ直ぐ進みます














鎖場に到着
鎖をつかんだ時の足掛かりが無いので、壁面登りの様につっぱって上るしかない。













無事登った鎖場を上から眺める















山頂手前の急な登り




















山頂の景観案内















生瀬富士山頂
国土地理院の地図では406mになっています













山頂に有る三角点















山頂から男体山方面(南)を臨む















北側に続く山頂部
一旦少し下ってからまたロープ登りなので、今回は行くのは諦めました。












山頂から立神山方面へ
急な下り














下り始める所に有る朽ちた標識















下から眺める生瀬富士
この一番上の狭い所で軽い昼食を取りました。



















ロープをつかんでの下りが続く




















立神山頂の看板















立神山頂から生瀬富士を望む















木々の間から見える袋田の滝















かずまの分岐
ここを右折して滝本に下りるのが無難。
但し袋田の滝を上から臨む絶景ポイントは先なので、そこまで行ったらまたここまで戻るか。











もみじの紅葉















袋田の滝を断崖絶壁の上から望む
前は柵もロープも無い断崖絶壁です。
落ちたら一貫の終わりで、木につかまって撮影です。













生瀬滝の上流に到着
ここを対岸に渡るのですが、水量が多くて今日は無理。私は強引に渡ろうと思ったが、妻がギブアップで上流の橋を迂回する事にしました。












しょうがないので、上流の橋まで川沿いの踏み跡を頼りに回ります
「こへくりばし」面白い名前の橋です。














次に渡る橋
板を渡しただけの橋で、バランスを崩したらドボンです。
ガタガタ揺れる所が有ります。

















もう一つ小さな橋を渡る(渡り終えて撮影)
こちらは幅も広くて安定していてロープもついており安心


















ハイキングコース封鎖の看板
やっと生瀬滝上流の対岸に到着
しかし、ハイキングコース封鎖の張り紙が・・・

封鎖のロープとか無かったので、行ける所まで行ってみる事に。










先ほど渡れなかった生瀬滝上流を対岸から















生瀬滝まで到着
生瀬滝までは、荒れた道でしたが到達できました。
しかし、この先袋田の滝に行こうとしたが、各所で登山道が寸断され、急坂や岩登りとなり危険で引き返した。

畑を耕していた地元の方にお聞きして、一番早く駐車場に戻るには国道461号で月居トンネルを通るのが良いだろうという事で、トンネルを延々と歩いてから駐車場に戻りました。





今日登った生瀬富士と立神山を下から眺める















<出会えた花や実>
ヒメヤブランの実 → ジャノヒゲの実















フユノハナワラビ




















ヤブコウジの実




















ヤブランの実















茶の花















今回のルートは、盗掘跡等は見られず自然がそのまま残っているという感じのルートで、花の季節は期待できそうです。また気候の良い時に行ってみたいと思いました。

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントは管理者が承認するまで表示されません。