天気:曇り後晴れ 気温:5℃(8:03 赤城公園ビジターセンターにて)/9℃(15:30 同左)
前日の山の天気予報では風が強くて体感温度は0℃位、ダウン推奨になっていて、ダウン
ジャケットを丸めて持参しましたが、開くことは有りませんでした。
所要時間:5時間55分(昼食17分、小休憩、写真撮影時間を含む。ゆっくりペース)
コースタイムは参考にした朝日新聞出版の日本百名山の本によると、4時間10分です。
総歩行距離:8.1km(GPSデータによる)
今日は早起きをして、5時に自宅を出発して群馬県の赤城山に紅葉を見に行く事にしました。赤城山は複数の山頂の総称で、8つ余りの山頂が有り、登山コース、ハイキンングコースもたくさん有りますが、今回は赤城公園ビジターセンターから最高峰の黒檜山(くろびさん)~駒ヶ岳~ビジターセンターのルートとしました。赤城山は子供達が小学生の時に行ったきりで、20年ぶり位でしたが、その時に比べてずいぶん静かになってしまった気がします。
<本日の行程>
赤城公園ビジターセンターに駐車し出発 8:18
無料駐車場、水洗の公衆トイレ有り。平日のせいか、駐車場はがらがらでした。
センターは9時から公開で、まだ開いていなかったので、帰りに見学する事に。
赤城山ウォーキングマップ(登山コースと駐車場案内)が窓口で入手できます。¥10+寄付
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赤城神社 8:42
車道からちょっと寄り道をして、赤い橋を渡って赤城神社にお参りします。
車道に戻ると間もなく黒檜山登山口です。
この赤城神社のトイレが入山前の最終となります。
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黒檜山登山口 8:56・・・熊出没注意の表示が有ります。
黒檜山登山口 熊出没注意の真新しい表示
熊鈴やラジオを持参するよう指導されています。
ここでは頻繁に登山客に会うので、特に不安は感じませんでした。
岩ゴロゴロの登り 登山道からの眺め:紅葉と大沼
岩がゴロゴロした登り坂が多い。
黒檜山の山頂を目指して
時々は岩につかまりながら、急な坂を汗をかきながら登ります。途中で暑くてジャンバーを脱ぎました。
滑り止めと防寒で手袋が役立ちます。
途中、霜柱が見られましたので、かなり気温は低いと思われますが、風が無く汗をかいています。
分岐を黒檜山方面へ
あと100mで山頂です。
ここも関東ふれあいの道でした。
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黒檜山 1,827.6m 10:59
山頂に到着。
真っ直ぐ撮影してますが、看板が傾いています。
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見晴らし・・・山頂のもっと先の方が見晴らしがいいよ、と教えて貰ったので行ってみました。
山の名前が分からないので、眺望の良い北→西→南と動画で撮影しました。
ここでは木に遮られていますが、別の場所では小さく富士山も見えていました。
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黒檜山に戻る
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南峰/御黒檜大神石碑
ここからは一旦下っていきます。
大沼対岸の地蔵岳1,674m
電波塔が目印で名前が分かりました。
赤城山にはたくさんの嶺があるので、どの嶺か名前が分かりませんでした。地蔵岳は電波塔が目印で後で調べて分かりました。
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大タルミ 12:29
暫く平坦な所を歩いたら、右の様な登りになります。
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駒ヶ岳 1,685m 12:44
駒ヶ岳からの下りは急坂も有り、この様な鉄の階段が整備されています。
関東ふれあいの道案内
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覚満淵 14:02
風が冷たくなり花は全く無いので、一周はせずにビジターセンターに戻りました。
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赤城公園ビジターセンターに戻り 14:14
この後、センターをゆっくり見学して、覚満淵脇のお店で一服してから大沼を一周して
帰りました。
大沼に写る地蔵岳 大洞に有る国定忠治像
<見頃の紅葉>
紅葉の見頃の場所は、車で登ってくる途中や、登山道から見下ろす山々でした。登山道回りは落葉していました。
車で登る途中の紅葉が見頃でした
登山道の紅葉

登山道の紅葉は既に終わって落葉していましたが、一部残った紅葉が見られました。
登山道から見下ろす紅葉(東側、桐生市方面)
まだ薄曇りで、本物より紅葉の色が出ていません。
県道前橋赤城線「一杯清水」の紅葉(帰りに撮影)
この辺りの紅葉が一番見頃で、 帰りには晴れて青空となり、一段と紅葉が映えました。
<咲いていた花>
ヤクシソウ
咲いていた花は、黒檜山登山口に向かう車道脇のヤクシソウのみでした。
<野鳥>
野鳥の来るお店と覚満淵の入口(お店の向こう側)
覚満淵の脇にあるお店で焼饅頭とコーヒーで一服。
コガラ(シジュウカラ科)
ガラス越しに外を見ると、野鳥が餌付けされていて頻繁に飛んでくるので撮影しました。
お店の人に妻が鳥の名前を聞いて、帰ってから図鑑で確認したら、コガラとゴジュウカラでした。
コガラの飛び立つ瞬間
コンパクトデジカメではシャッターが切れる迄の遅れが大きいので、コチョコチョ動き回る鳥を撮影するのは難しい。薄暗くシャッタースピードも遅いので、感度を一番高くして、フォーカスを固定して何とか撮影できました。
ゴジュウカラ(ゴジュウカラ科)
餌場目当てに寄ってきた所を撮影。
車での帰りに妻が直売のリンゴが買いたいと言ったので、県道前橋赤城線脇の直売店を見つけて寄りました。全く車が止まっていないちょっと不安な閑散としたお店で、案の定お客さんは誰も居なくて、もう閉店の準備中でしたが、店の前に車を止めました。最後の客になったので、試食用のリンゴを全部と千円以上買うと付いてくる大きなキャベツをおまけで貰いました。
ところが、店の前に車を止めて、貰った美味しいリンゴを食べていると、それに引かれた様にその後通る車が次々と止まり、店は大賑わいとなりました。
以上、紅葉とリンゴの美味しい赤城山でした。