天気:曇り後晴れ 気温:25℃(小田休憩所の駐車場 8:45)/29℃(同 14:55)
所要時間:5時間58分(昼食35分と、かなりの花探索・撮影時間を含む)
総歩行距離:9km
今回の目的は、コクランの撮影です。コクランの葉は冬にも枯れないので、冬場で他の植物が枯れていて見つけやすい時にGPSで位置を確定しておきました。今回地図にこの位置を記入したのを持参し、緯度・経度を見ながら効率的に探しました。
コクランは咲き始めており、良い状態で見る事ができました。まだ蕾の株も有り、暫くは観察できそうです。クモキリソウも見つけましたが、もう遅いので1株だけ何とか花の形が分かる状態でした。オオバノトンボソウは開花を期待していましたが、完全に開花したのは1株も無く、もう少し時間が掛かる様です。
<訂正記事>
2012.7.7 アオツヅラフジの画像を追加 (Muchas gracias Sra.M.)
2013.08.23 (誤)
ブラウザにより画像位置が正しく表示されない現象を修正
<本日の行程>
宝篋山小田休憩所の駐車場 8:56出発
駐車場から見る宝篋山
向うに車が見えるのは増設された駐車場
ここも満車の場合は、近くに臨時駐車場が用意されています(小田休憩所入口に案内図有り)
一番下の場所の所をクリックして表示される地図は駐車場の位置を示します。
カーナビでマップコードが入力できる機種は、以下のマップコードで行き先を設定できます。
123 239 829
宝篋山小田休憩所
飲料の自動販売機と休憩ベンチが外に有ります。今回のコースでは、山頂を含め水場や売店は有りませんので、水が足りない時はここで調達します。
中には水洗トイレ、休憩ソファ、おみやげ販売コーナー等が有ります。利用時間は9:00~16:30となっています。今回9時前で無人でしたが、鍵は開いておりトイレを利用させて貰いました。
無料のコース地図やこの地方の紹介パンフレットも有りますので、初めての方は最初ここに寄るのがよいと思います。
↓
極楽寺コース(標準のコースタイムは1時間半)
田んぼ道を歩く
五条の滝
極楽寺コースは前半が沢沿いです。
この他にも慈悲の滝、白滝、こころの滝、葵の滝が有ります。
登山道途中には新しく椅子が設置されていました
山頂手前のバイオトイレ
定期的に掃除されており、気持ちよく使用できます。
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宝篋山山頂 12:14~12:49昼食
山頂に有る手洗車と鎌倉時代中期頃建立と推定される宝篋印塔。手洗車は、山頂に水が無いので、手洗の代わりに石の車を回して手を清めるのだそうです。
山頂ではテーブルの有るベンチで昼食を取りました。休日は場所の確保が大変で、最近立ち食いのテーブルも増設さてれいました。
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小田城コース(途中まで)
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純平歩道(途中まで)
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小田休憩所で休憩 14:55着
今日は茨城県には雷注意報が出ており、ラジオにノイズは入りませんでしたが雷雲が見えたので早目に切り上げました。
小田休憩所は無人でしたが、募金箱にお金を入れて休憩しました。外の自動販売機で買った缶コーヒーで眠気を覚ましてから帰りました。
<コクラン咲き始め> 画像をクリックすると大きく表示されます
まだ去年の種(左端)が残っているコクラン
まだ蕾のコクラン
コクランの花は地味で回りに溶け込んでいるので見つけにくい。葉を目印に捜すと見つけやすい。
薄暗い所に生育し、おまけに今日は曇っているので撮影もオートフォーカスが合い難くブレ易い。私はマニュアルフォーカスにし、目測で距離を設定してからカメラを前後させてピントがぼけ始める両端の中間に持ってきてシャッターを押しました。カメラは両腕を膝に当てるのとステッキをつかんで3点支持でブレを最小にしています。
<その他の花々>
アオツヅラフジ
アメリカイヌホオズキ
ウバユリ(蕾)
オオイヌノフグリ
オオバギボウシ
オオバノトンボソウ?
もう少し開いてくれないと私達には名前の判定は難しいので、自信は無いです。
オカタツナミソウ
オカトラノオ
クモキリソウ
もう花の時期は過ぎていますが、何とか形を留めているのが撮影できました(下の写真)。
コナスビ
コマツナギ
コメツブツメクサ
シモツケ
タカトウダイ
テイカカズラ
ヌマトラノオ
ノアザミ
ハエドクソウ
ハキダメギク
ヒメヤブラン
昨年は山頂付近にも群生が有りましたが、草刈時期が悪く、全滅していまいました。
ベニバナボロギク
ムラサキシキブ
シロバナツユクサ
ヤブジラミ
痒くなりそうな名前です。
ヨウシュヤマゴボウ
ヨツバヒヨドリ
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEilmDEfcZt56t0YV4OwkyIvZoGHupFCyjHM5b0A-UExpYDP8Em6IuJbPrLCW9zY5LUgChnDv9mdiG3IS7IeV6P8JitLSPLjCNf3QS-MSzVzk0zFH4cjAKOQMbuw4yf8gNbniGKvl0wBgUPQ/s320/%EF%BE%96%EF%BE%82%EF%BE%8A%EF%BE%9E%EF%BE%8B%EF%BE%96%EF%BE%84%EF%BE%9E%EF%BE%98IMG_4654.jpg)
宝篋山も休日には込み合う様で、登山道でのんびり写真を撮っていると邪魔にされそうで、平日に訪れる様にしています。人気が出るに従い、花が枯れた時期以外にも草刈されて、貴重な花が刈られてしまっているのが残念です。山頂で見られた花が無くなってしまったのも有ります。
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